教育ICTリサーチ ブログ

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【メディア掲載】朝日新聞埼玉版、東洋経済オンライン ポプラ社「どう解く?」を使った戸田第一小学校の道徳の授業

 2018年7月17日に戸田市立戸田第一小学校にて見学させていただいた、ポプラ社の出版した『答えのない道徳 どう解く?』という書籍を使った「うそ どう解く?」という4年5組の道徳の授業(担当:榮 亜耶 先生)は、たくさんのメディアの方が取材してくださいました。

 2018年7月18日(翌日!)に朝日新聞の埼玉版にて、“絵本を教材に「うそをどう解く?」”という記事を掲載してくださいました。

市教委21世紀型スキル育成アドバイザーの為田裕行さん(43)が授業への活用を提案し、第一小が応じた。
(略)
「うそはダメ」という建前を超え、「ついていいうそと悪いうその違いは」など議論が白熱した。授業で結論は出さず、谷川俊太郎さんの詩を交えたコメント「うそと本当を正反対なものとしてとらえるのは単純すぎる」などを紹介した。


朝日新聞 埼玉版 2018年7月18日

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 また、2018年7月30日には、東洋経済オンラインにて「子供が「嘘」をブレストする道徳授業の即効性」という記事が出ました。

 研究協議会の中で言ったコメントが、以下のように紹介されています。

戸田市教育委員会の21世紀型スキルアドバイザーで教育コンサルタントの為田裕行さんは、授業で活発な議論が交わされたのは「『どう解く?』が持つコンテンツの力」だと太鼓判を押す。


子供が「嘘」をブレストする道徳授業の即効性 | 学校・受験 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

 実際は、「力のあるコンテンツを、先生方が授業の中で行うことによって、よりよい授業ができるお手伝いを、アドバイザーとしてしていきたい」というようなコメントをしたと思います。
 また、「一過性でこうした授業をやっても意味がない」というようなコメントもいただきましたが、まさにだからこそ、小学校という教室で、担任の先生にやっていただきたいと思ったのです。担任の先生にやっていただければ、日常の中や他の教科の授業とも連動することもできると思っています。

 先生方の授業設計、子どもたちの見とり、子どもたちとの関係性、そうしたものがあってこそ、コンテンツの力を授業の中で活かしていただけるのだと思っています。
toyokeizai.net

(為田)