2019年5月25日に、株式会社COMPASS本社で開催された学校関係者向けセミナー「Qubenaで授業がどう変わったか?」に参加しました。Qubenaは、AIによって個別最適化学習を実現する、人工知能型タブレット教材です。
今回のセミナーでは、実際にQubenaを使ってもらえる、ハンズオンのコーナーがありました。
小学校6年生~中学校3年生のベーシック問題を、ワークブックモードでピックアップして配信されていました。ワークブックモードは、アダプティブ遷移をOFF、ヒント解説も非表示となっていて、正誤判定のみを行うので、実際の学校現場で単元テストなどで活用されているそうです。
また、中学校1年生の方程式の単元では、アダプティブ遷移をON、ヒント解説を表示して配信していましたので、問題を間違えると、最適な問題までどんどん遡る様子を体験することができました。このモードは、一定の期間内に単元をマスターさせることができるので、授業内演習や宿題などで活用されているそうです。
Qubenaの体験用IDを使って、ワークブック機能で出題されている問題に取り組んでいきます。 #Qubenaで授業がどう変わったか pic.twitter.com/XA5uDnVAAZ
— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) 2019年5月25日
参加されている先生方は、実際に手書きでどんどん回答を認識して採点していく様子を体験していました。分数なども普通のノートに書くのと同じように書くことができるので、学習者にとって、これまでの算数・数学の授業からのUIの移行も、なめらかに進むと思います。
また、先生方は学習者としての体験の他にも、先生としてQubenaを教室で使ったときに、児童生徒がどんなふうに学んでいるかを見ることもできるようになっています。Qubenaマネージャーの画面を表示しながら説明が行われました。
Qubenaマネージャーで、解いている生徒たちの成果を見ることができます。また、AIがタブレットの動きを見て、「手が止まっているようです」などのメッセージを先生向けに表示しています。 #Qubenaで授業がどう変わったか pic.twitter.com/JCdZFjEJMp
— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) 2019年5月25日
No.3に続きます。
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(為田)