教育ICTリサーチ ブログ

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教材で使えるかも?:豊田章男 米国バブソン大学卒業式スピーチ 「さあ、自分だけのドーナツを見つけよう」

 2019年5月18日、米国ボストン郊外にあるバブソン大学の卒業式に、ゲストスピーカーとして招かれた、トヨタ自動車株式会社代表取締役社長 豊田章男さんのスピーチを見ました。バブソン大学は豊田社長の母校であり、創立100周年だそうです。
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 ゆっくりと、語りかける感じのスピーチです。「3代目が会社をダメにするとか言われますけど…」と言うような部分とか好きです(豊田章男社長は豊田家で3代目の社長)。

 このスピーチを「教材で使えるかも?」と思ったのには、3つの理由があります。
 ひとつは、卒業生たちに語りかけるトーンが、教室での先生のトーンにも重なって見える部分があったこと。
 ふたつは、「変化を恐れない」「学び続ける」というメッセージが、劇的な変化をこれから迎えようとしている学校に対してのメッセージにも読めること。

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 最後に、トヨタ自動車という日本を代表する企業の社長がどんな人で、どんなことを考えているのか、不祥事で謝罪をしているような姿ではなく、エネルギッシュで若者を導こうとしている姿を子どもたちに見せるのがいいのではないか、と思ったからです。
 日本では元号が変わることで時計の針が0に戻るのだ、ということ、そして令和という元号の意味についても触れています。新しく学んでいこう、という気持ちになれる、良いスピーチだったと思います。

◆ ◆ ◆

 このスピーチがアップされている、YouTubeチャンネル「トヨタイムズ」は、おもしろい映像がたくさんあります。こちらもチェックしておくといいな、と思いました。
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 以前、クボタのアグリロボトラクタやコマツのスマートコンストラクションについても、紹介をしましたが、こうした企業が発信している情報をどんどん教室などで見せていく、ということをしていくといいな、と思っています。

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(為田)