教育ICTリサーチ ブログ

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授業で使えるかも:飛鳥時代の地政学の入口に「明神山 360°VR動画」

 こないだ見ていた「ブラタモリ」で、斑鳩の明神山に登っていて、そこから大阪平野奈良盆地も見えます、と紹介されていました。
 昨年、同じく「ブラタモリ」で見て、Google Earthで探してみた、百舌鳥・古市古墳群も見ることができるのでした。
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 実は、両親が奈良出身で、斑鳩や飛鳥の方へ子どもの頃はときどき行っていたのですが、明神山はまったく知りませんでした。Twitterで、王寺町「雪丸」公式チャンネルで公開している360°VR動画がありますよ、と教えてもらいました。

 さっそく見てみました。奈良盆地から、大和川を通じて難波津へ出て、さらに大陸にまで繋がっていた、というのを教えてくれます。
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www.youtube.com

 飛鳥時代のときの授業の最初に見たり、この動画へのURLを配布したりするのもいいかもしれないと思いました。この動画を見せてから、Google Earthで実際にこのあたりを見るようにしたりもできそうです。
 逆に「なぜこんなところに都を作ったのでしょう?」ということを考えさせて、話し合ってから、この動画を解説編として見せるのも可能でしょうか。音声をミュートにして、ナレーションを考えさせるとかもできるかもしれません。

 こうした動画も、家庭学習のラインアップのひとつとして使えるといいなと思いました。

(為田)