教育ICTリサーチ ブログ

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授業で使えるかも:PowerPointの「図形の結合」機能

 Twitterのタイムラインで流れてきて知った、PowerPointの「図形の統合」機能。図形を組み合わせるのはグループ化くらいしかしたことがなかったですが、図形と図形を統合することができるそうです。

 さっそくやってみました。とりあえず、長方形と円と三角形を作ってみて、重ねてみました。全部を選択して、「図形の書式」のタブを開くと、「図形の結合」のボタンがあります。なるほど、ここでやるのか。選べるのは、「接合」「型抜き/合成」「切り出し」「重なり抽出」「単純型抜き」の5つでした。見るだけだと、どれがどう違うのかがわかりにくいですね。
 「接合」をすると選んだ図形が全部くっついてひとつの図形になります。おもしろい。小学校の授業で図形を組み合わせて遊びつつ、クリックやドラッグの練習をする時間を作っていますが、これで切り絵や影絵みたいなものを作ることもできるようになりそうです。
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 そのほかにも、「型抜き/合成」とかはなかなか紙で図形を組み合わせたりして実践するのが大変そうなので、形作りとうまく組み合わせるとおもしろそうだと思いました。
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 5つめの「単純型抜き」も、なかなか難しいです。型抜きをした後の図形を子どもたちに見せて、「同じ形を作ってみよう!」という課題とかしてもおもしろそうです。
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 上手に組み合わせて同じ形を作るパズルゲームでありながら、形に親しむこともできるし、お互いに問題を出し合ったりすることもできそうだと思いました。ちょっと試してみようかな、と思いました。

(為田)