美術手帖のサイトで、「世界最大規模。「スミソニアン博物館」の約280万点のデジタルデータが自由利用可に|美術手帖」を読んで、スミソニアン博物館のプログラム「Smithsonian Open Access」について知りました。スミソニアン博物館が所蔵する約280万点のデジタルコレクション画像や約2世紀分のデータへ、自由にアクセスして、あらゆる目的で画像やデータを自由にダウンロード、変換、共有できるそうです。
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さっそく、「Smithsonian Open Access」にアクセスしてみました。トップページをスクロールして読んでいきます。動画で「Smithsonian Open Access」についての紹介を見ることもできます。
さらに下の方へ行くと、「Featured Platforms」とあって、3Dのデータなどにアクセスできるようになっていました。
アポロ11号とマンモスが並んでいます。マンモスをクリックしてみると、3Dの骨格標本が表示されて、マウスを使って360度グルグルと回すことができたり、自由に拡大縮小ができます。
「Explore Remixes with Smithsonian Open Access Content」というコーナーでは、この「Smithsonian Open Access」のコンテンツを使って作ったコンテンツ(Remix)を見ることができます。このなかにある、「Songwriting」の活動の様子(Stream BodeckerFound music | Listen to songs, albums, playlists for free on SoundCloud)をYouTubeで見ることができます。
途中、「Knowledge is a POWER!」と歌っているところがあり、こうした活動にスミソニアン博物館が関わっていて、また博物館のサイトにSoundcloudがリンクされてワークショップでの作品にアクセスできるというのは、すごくいいな、と思いました。
Open Access Contentsによって、あらゆる目的で画像やデータを自由にダウンロード、変換、共有できるようになったことで、できるようになっている活動だと思います。Remixをこうして公開できるのは、このプログラムのおかげです。
スミソニアン博物館のOpen Access Contentsには、これからの知のRemixでの使い方のヒントがたくさんあるように思いました。
いつか、学校図書館もこうした活動ができるかもしれないと思います。小説などの作品や詩に音楽をつけてRemixをつけて公開する、とかは学校でも実施できたらおもしろいかもしれないと思いました。
▼参考エントリー
(為田)