一人1台の情報端末を持つようになって、自由にいつでも使えるようになると、電子書籍を読めるようになるといいな、と思っています。学校の図書室では、同じ本を同時に何人もで読むことはできないので、「読みたい!」と思った時にいつでも読めるといいな、と思っているからです。
そうしたことを考えるきっかけになっているのは、自分が通っていた小学校で、いつも棚をチェックしていた学研の歴史漫画と伝記漫画が、順番通りに巻数を読めなかったり、読みたい人物がなかったり、ということがあったからだと思います。
そんな学研の本は、いまは学研図書ライブラリーで電子書籍で読めるようになっています。課金が必要ではありますが、子どもたちの学びの環境を整備するという意味では、学校や教育委員会単位で契約してもいいのではないかと思います。
トップページを見てみると、シリーズものやジャンルものがまとまっていたり、学年ごとにおすすめがまとめられたりもしています。
先日、ポプラ社の「電子書籍読み放題サービス Yomokka!」も紹介しましたが、こうしてコンテンツをもっている企業が電子書籍サービスを出して、子どもたちにより多くの種類の良質な本(コンテンツ)が届けばいいと思います。
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(為田)