選挙ドットコムが運営している、「第49回 衆議院選挙 投票マッチング」をやってみました。全部で20の質問に答えると、自分の意見に最も近い政党を表示してくれる、というものです。対象となる政党は、政党助成法において政党交付金の交付対象となる9つの政党です(自由民主党、公明党、立憲民主党、日本共産党、日本維新の会、国民民主党、社民党、れいわ新選組、NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で)。
サイトにアクセスして、STARTボタンを押すと、「~~すべきですか?」というように政策課題が表示されます。「賛成」「やや賛成」「中立」「やや反対」「反対」を選び、次の質問へ進んでいきます。選択するボタンの下に、メリットとデメリットが表示されていますので、この政策を実現することでどのような影響があるのかを知ることもできます。
全部で20個の設問に答えると、そのなかから「特に重要度が高いものを3つ」選ぶ画面が表示されるので、3つ選び、最後に属性を選ぶと、マッチングの結果が表示されます。
マッチングの結果の下には、それぞれの政策課題について、それぞれの回答比率を見ることができると共に、各政党はどのようなスタンスなのかも読むことができるので、選挙報道を関心をもって見るための入り口にもなり得るのではないかと思います。
どの政党にマッチしているかということは参考とすればいいと思うのですが、それぞれの政策課題について「どう思うか」を考え、そのなかから優先順位を決めて、投票する、というプロセスを体験できるのがいいと思いました。
高校生だと選挙権をもっている生徒もいると思います。これから選挙権をもつ生徒たちも、どういった点が課題になっているのかを見ることで、自身が選挙権を行使する際への準備とできるのではないかと思います。
(為田)