2021年11月10日に、山形県メディア教育研究協議会、山形・上山地区協議会のオンライン講演会に講師としてお招きいただきました。昨年度に引き続き、今年度も機会をいただきました。
昨年度は校内研修として見ていただいていた学校もあったそうですが、今年度も同様に、全部で150名弱の先生方が参加してくださったそうです。
講演テーマは、「一人1台時代の学びのかたち」とさせていただきました。山形県内の小中学校でも、一人1台の情報端末が配備されたものの、まだ実践はこれからという学校もあるとのことで、さまざまな事例を紹介しながら、ICTを活用した授業設計のヒントになればと思いました。
事例を少し詳細に説明しすぎてしまったため、最後の方でおろそうと思っていた新ネタのスライドまでたどり着きませんでした(涙)もったいないので、ここにスライドだけ貼っておきます。先生方にお話ししてみて、リアクションをコメント欄でいただこうと思っていたのですが残念…。
Zoomのコメント欄で質問を受け付けていたので、それに対して最後に少し時間をとって回答をし、また残ってしまったものについては、コメント欄を保存して、後日文書で返信しました。
いただいた質問のなかで印象的だったのは、「本校ではオンライン授業はまだやったことはありません。しかし、ニュースなどでは見事な授業が数多く映し出されています。意外と簡単なのでしょうか?」というものでした。気をつけるべきところもありますし、児童生徒の慣れも重要ですので、誰でも簡単に見事な授業ができるわけではありませんが、まずは失敗してもいいので、やってみることです、とお答えしました。いきなり家庭とつないでオンライン授業をするのではなく、校内で2つの教室をつないでオンライン授業をするというところから始めている学校もあります。「うちの学校でもやってみよう」と思うきっかけになればいいな、と思います。
一人1台の情報端末が配備されて、これでようやくスタート地点に立ったことになります。これから先に歩みを進めていき、子どもたちの学びが変わっていくように先生方のお手伝いをしていきたいと思います。
(為田)