2021年12月13日に、超教育協会のオンラインシンポジウム「第73回:コロナ後のシン・ニホンについて」を聴講しました。登壇は、慶應義塾大学 環境情報学部教授、ヤフー株式会社 CSOの安宅和人 先生でした。
安宅先生の『シン・ニホン』は、読んで本当に衝撃を受けた書籍で、ひとり読書会をして、さらに先生方から感想文も募ったのでした。改めて、さまざまなテーマを聴いて、「教育、このままではいけないだろう…」と強く揺さぶられるプレゼンテーションでした。
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ちょうど前日に最終回を迎えたTBSドラマ「日本沈没」で、感染症によるパンデミックが描かれていたのですが、温暖化で永久凍土が溶けることで、そこからこうした感染症が生まれることもありえる、という話も、安宅先生のプレゼンテーションのなかで紹介されていました。
温暖化については、環境省の「2100年の天気予報」もちょっと出てきましたが、こうしたことも将来を担う子どもたちのために何とかしなければいけないことだと感じました。
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それと電気自動車のテスラは、運転してみたらわかるけど、全然違う、という話も出ました。そもそも、テスラの創業者であるイーロン・マスクは「テスラを電気自動車の会社だとは言っていない。エネルギー企業だ」という話も出ました。こうして「言葉が概念を生む」みたいなことを考える授業もやってみたいと思いました。
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こうして、頭が刺激されていろいろなアイデアを思いつくような1時間のプレゼンテーションでした。こういうのを学校の授業に実装しなくてはいけない、と思いました。もっと「世界はいまこうなっているのだ」ということを伝える授業をもっと作っていきたいです。
(為田)