教育ICTリサーチ ブログ

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書籍ご紹介:『続GIGAスクールはじめて日記 小中学校の授業実践から実践を支える体制づくりまで』

 堀田龍也 先生、佐藤和紀 先生、三井一希 先生、渡邉光浩 先生 監修の『続GIGAスクールはじめて日記 小中学校の授業実践から実践を支える体制づくりまで』を読みました。

 この本は、『GIGAスクール はじめて日記 Chromebookと子どもと先生の4カ月』の続編となっています。前書では、2つの小学校でChromebookが来てから実際に授業でどんなふうに使ったのか、子どもたちはどんなふうなリアクションだったのか、というのを日記形式で細かく読むことができました。
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 今回の続編では、その日記の続きを読むことができます。「第1章 できるようになった授業」では、たくさんの事例が紹介されています。
 その後、「第2章 持ち帰り」「第3章 いつもの学びがつながるオンライン授業」「第4章 中学校実践」「第5章 学校の体制づくり」と、それぞれの章でどのように一人1台の情報端末が活用されているのかを読むことができます。
 こうした事例を読むことで、「実際にどんなことができるのか」ということをたくさん知ることができ、「うちの学校だったら…」「うちのクラスだったら…」というふうに考えられるアイデアの引き出しが増えていくといいなと思います。

 それぞれの学校のサイトやSNSで、「GIGAスクールはじめて日記」を書いて公開していくのもおもしろいんじゃないかと思いました。

(為田)