東京大学大学院情報学環 特任講師の池尻良平 先生が代表を務めるプロジェクトが、歴史資料を駆使して当時の歴史を推理する学習ゲーム「レキシーカー」を公開しました。
さっそく、アクセスしてみて、遊んで(勉強して)みました。1話目は、「産業革命の光と闇」です。史料をただ見るだけでなく、しっかり読み込んで考えないといけなくなっています。何度も資料を見直すことができるのもいいな、と思いました。
主人公が、「エビデンス!」とか「バイアス!」とか叫ぶのが好きですが、このゲームをプレイして、新聞を読んで「エビデンス!」と言いたくなったりしてほしいと思います。
「レキシーカー」、2話目、3話目と続いていくのが楽しみです。こうして楽しみながら、史料を読み込んでいくことを体感できるのはいいなと思いました。この「レキシーカー」のフォーマットだからこそ、興味をもって取り組む生徒もいるように思います。
池尻先生はFacebookで、「「歴史総合」のカリキュラムにも合うように設計してあります」と書かれていました。
こういった形で授業を設計し実践している先生方もいらっしゃると思うので、テーマ案とかコンテンツに組み込む史料案とか、こそっと伺ってみたいな、と思いました。
(為田)