教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

書籍ご紹介:『国語の未来は「本づくり」 子どもの主体性と社会性を大切にする授業とは?』

 子どもたちが一人1台の端末を持って、授業支援ツールを使える授業をしているうちに、だんだんとこちらから課題を出してそれに答えてもらう、という活動だけでなく、子どもたちが自分で好きな話を書いてもらって、本を作る活動をしてみたいなと思うようになってきました。作る本は、物語でも、絵本でも、ゲームブックみたいなのでも、写真集でも、何でもいいかな、と思っています。
 そこで、そうした活動のアイデアを学ぼうと思って、『国語の未来は「本づくり」 子どもの主体性と社会性を大切にする授業とは?』を読みました。

 本を作っていく授業の様子が具体的に書かれていて、いろいろなアイデアを得ることができました。書かれている子どもたちとのやりとり、子どもたちの作品が素敵です。手書きで行われている実践が多いですが、デジタルに移植してどんどん書き直したり手直ししたり、見せ合ったりする活動を入れてやってみたいと思いました。
 WordやGoogleドキュメントでがっつり書いていく活動もいいかな、と思いましたが、むしろ最初は写真と言葉を組み合わせたり、ページの順番を簡単に入れ替えられたりするようなツールを使う方が、子どもたちには取り組みやすいかな、と思っています。

 僕が自分で持っている授業のなかで、どんなことができるのか引き続きいろいろな実践のことを知って、自分でも子どもたちと実践していこうと思っています。

◆ ◆ ◆

 以前読んだ、『イン・ザ・ミドル』も紹介されていました。ひさしぶりにパラパラと読み直して、よりモチベーションが上がりました。
blog.ict-in-education.jp

 「これも参考になるかもしれません。読んでみるといいですよ」という本がありましたら、ぜひ教えてください。よろしくお願いします。

(為田)