中学校の数学の授業で統計を学ぶときに簡単にグラフが作成できるサイト「SGRAPA(スグラパ)」を使ってみました。
ブラウザでも簡単に利用することができます。サイトにアクセスして、「インターネット版」をクリックすると、画面の左側にスプレッドシート、画面の右側にグラフが表示されます。
左側のスプレッドシートにデータを入力して、グラフにしたい範囲をドラッグして選択した状態で画面左下の「ドットプロット」を押すと、画面右側にドットプロットが表示されます。
画面上部に「中1モード」と「中2・中3モード」というボタンがあります。「中1モード」では、ドットプロット、度数分布表、ヒストグラムの3種類のグラフが作れます。「中2・中3モード」を選ぶと、作れるグラフとして新しく箱ひげ図が増えます。
Excelなどのスプレッドシートでも同様のグラフを作ることはできますが、操作が簡単なので、慣れていない生徒にとってはSGRAPAの方が簡単かもしれません。
sgrapa.com
それぞれのグラフを授業で解説するときに、黒板に一つずつ描いて見せるときに、個数をたくさん描いたり、いろいろなデータでグラフを見せたいときには、先生のコンピュータでSGRAPAを使ってグラフを描いてプロジェクタで投映すると、説明に時間を使うことができるのではないでしょうか。
(為田)