少し前に、クラシカルDJとして活動をされている水野蒼生さんをラジオで知りました。クラシック音楽の新しい聞き方を教えてくれる人、という感じで紹介をされていて興味を持ちました。YouTubeで検索してみると、ベートーヴェンの交響曲第5番(Symphony No.5 1st Movement)を演奏しているライブ映像を見つけました。すごくかっこいいと思いました。
クラシック音楽について、「学校の音楽の授業で聞いたな」というところで止まってしまうのではなくて、今だったらどんなふうに解釈できるのかという可能性を見せてくれていると思いました。
僕はクラシック音楽は、学校の音楽の授業で聞いた何曲かは知っているくらいです。いつも使っているSpotifyでクラシック音楽を検索して聞くこともほとんどありません。あとは好きで聞いているロックやポップスなどの曲中でクラシック音楽がサンプリングされているのに気づく、くらいの接し方しかしていません。
学校の音楽の授業でせっかくもらったクラシック音楽への入口が無駄になってしまっているな、と思い、クラシカルDJとして「クラシックの入り口の人間」になっている水野蒼生さんの活動にすごく興味を持ちました。
水野蒼生さんのインタビュー記事なども見つけて読んでみました。こうして、演奏の動画を見て、そのままインタビューの記事を読んで…と次々に探究していけるのは楽しいです。
また、クラシック音楽の探し方を紹介している動画もあって、動画のなかで紹介されている曲を聞いてみようかなと思いました。
YouTubeをはじめ、多様なコンテンツを簡単に見られるプラットフォームがあるからこそ、今まで出会えなかった作品にも出会うことができるようになっていると思います。学校の授業とYouTubeなどのプラットフォームを行き来して、好きな作品に出会う機会が増えればいいなと思います。
(為田)