教育ICTリサーチ ブログ

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学校で使えるかも:神奈川県秦野市「スマートフォンで開錠・施錠ができる学校体育施設開放事業」

 神奈川県秦野市が、学校体育施設開放事業の利便性向上と負担を軽減するために電子錠を活用した利用手続きを県内で初めて完全ICT化したというニュースを読みました。
www.townnews.co.jp

 秦野市のサイトを調べてみると、「学校開放施設」のところで情報発信がされていました。これで施設の鍵の受け渡しが不要になります。学校開放施設を使う地域の団体やスポーツ少年団などの責任者や保護者の当番の方の負担も、学校側の窓口となる先生の負担も減るのではないかと思います。

 実際にどんな感じで使うのだろうと思って、「学校体育施設開放事業等における電子錠の運用マニュアル(利用団体用)」を見てみました。
 学校開放している小学校13校の校門・体育館、中学校9校の校門・体育館・格技室で、電子錠の開錠・施錠がアプリで可能になるそうです。「ALLIGATE」というアプリが使われていて、利用者がスマートフォンにインストールしておいて、施設の開錠・施錠を行うそうです。
alligate.me

 運用マニュアルを見てみると、南京錠タイプあるいはシリンダータイプの2種類が使えるようなので、対象となるドア全部を交換する、というような大掛かりな設備工事が必要なわけではないと思います。

 こうしたちょっとしたテクノロジーの使い方で、「わざわざ鍵を取りに行く」とか「誰かが持ち回りで管理する」とか、みんながちょっとずつ不便だったことが解決されるのはとてもいいと思いました。こうした事例が学校にどんどん広がっていけばいいなと思いました。

 秦野市のICT活用について興味が出てきたので、いろいろと調べていたら「はだのICT活用推進計画(個別事業)2024年3月版」という資料を見つけました。この「学校開放施設への電子錠システムの導入」についても書かれていました。

 そのほか、「学校におけるICT活用の推進」についても書かれています。秦野市の学校は伺ったことがないので、機会があったらぜひ授業を参観させていただきたいと思いました。

 先日書いた、柏市教育委員会の年度更新のファイルもそうですが、こうしたそれぞれの自治体での方針を表したドキュメントが公開されているのは本当にありがたいなと思います。

blog.ict-in-education.jp

(為田)