2024年6月12日に、さとえ学園小学校を訪問し、山中昭岳 先生が担当する2年1組の生活の授業を参観させていただきました。この日は2年生みんなで取り組んでいる「1年生クイズをつくろう」というプロジェクトで、1年生に学校のことを知ってもらうためのクイズを作っていました。
授業中にトルクレオの機能を説明してくれていた子が、「写真、撮ってあげるよ。トルクレオで調べてみよう」と言ってくれました。写真を撮影してもらって、トルクレオに解析してもらいました。
トルクレオが提案してきたキーワードは、「指」「手」「児童手当制度」「電話の交換手」「人」「骨」「胸の骨」「腰の骨」などでした。このバラバラな感じがおもしろいですね。指や手は、顔の前にかざしていたからでしょうか。
子どもたちは出てきたキーワードを見て、「えー、骨って~」とケラケラ笑っています。「こういう変なのも出てくるんだよ」と説明してくれました。
こうやって子どもたちがAIを自分で使ってみることが大事だと思います。適切なキーワードが提案されることもあれば、子どもたちが言っていたように「これ、いつも出るんだよ」とAIの少し足りない部分が見えることもあります。
子どもたちは、「メガネをかけているから」とか「服が白いから」とか、どうしてトルクレオがこのキーワードを提案してきたのかをみんなで考えていました。こうして「どうしてそうなったのか」をみんなで考えながら、AIの長所と短所に普通に触れていくことが大事だと感じました。
No.5に続きます。
blog.ict-in-education.jp
(為田)