教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

授業で使えるかも:ゲームさんぽ×『Rise of the Ronin』

 以前このブログでも紹介したYouTube「ゲームさんぽ」をフォローして、おもしろそうなテーマのときは見ています。僕はゲームはスマホゲーム程度しかしないですが、子どもたちが好きで見ているゲーム実況がどんな感じなのかを体験するのと専門家の話を聴けるのがとてもおもしろいのです。

 今回、『Rise of the Ronin』というゲームを歴史作家・時代考証家の山村竜也 さんと一緒にプレイする企画が3回シリーズで公開されていたので、見てみました。ゲーム画面のリアルなの、本当にすごい。そして、そこにかぶせられていく山村さんのお話もすごくおもしろい。

【新選組の大戦】時代考証家から学ぶ幕末の基礎、「池田屋事件」編
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【京を焼く激戦】時代考証家から学ぶ幕末の基礎、「禁門の変」編
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【歴史の転換点】時代考証家から学ぶ幕末の基礎、「桜田門外の変」編
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 個人的には、第2回の「禁門の変」が、幕末もののドラマや小説や漫画でいろんな久坂玄瑞が死ぬのを見てきているので、おもしろく見ました。

 勉強にいまいち興味をもてないけれどゲームは好き、という子にとって、「ゲームさんぽ」が学びの楽しさを知る入口になることはあり得るんじゃないかなあ、と思っています。自分がやっているゲームが取り上げられたら、うっかり見てみて、背景事情を知ってゲームに描かれていることをより解像度高く見られるようになって、もっと知りたくなる、というようなことがあったらいいな、と思っています。自分が、ゲーム『信長の野望』や『三国志』『水滸伝』などを入口にして、学びの楽しさを知った子どもだったので、そう思うのかもしれないですが。

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 あと、ゲーム実況ほど本格的でなくてもいいので、画面録画機能を使って、スライドを再生しながら解説を録音したり、何かのサイトを見ながら解説を録音したり、というのをやってみる、というのも授業の活動であってもいいかな、と思います。
 体育の授業でやる陸上競技を録画して、それを陸上部員や陸上部の顧問の先生に解説してもらう形式の動画を作るとか、「ゲームさんぽ」のフォーマットで何かを生徒たちと作る、とかもおもしろいかもしれない、と思いました。

(為田)