トヨタ自動車の豊田章男 会長が、5年ぶりに参加したCESでウーブン・シティで今秋に実証を開始することを発表したそうです。
ウーブン・シティは、2020年末に閉鎖されたトヨタの工場跡地(静岡県裾野市)に、自動運転、モビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS)、パーソナルモビリティ、ロボット、スマートホーム技術、人工知能(AI)技術などを導入・検証できる実証都市を新たに作るという計画です。
今回のスピーチのなかでも、「ここは人が住み、働き、楽しむだけの場所ではなく、あらゆる新しいプロダクトやアイデアを発明・開発できる場です」と述べられています。
スピーチの様子は、YouTubeで公開されています。英語でのスピーチですが、字幕もついています。
ウーブン・シティの様子を見ることもできます。この秋にもこの街に人が住み始めて、2000人にまで増えていく、ということが語られます。「新しいアイデアを自由に実証するための都市を作る」という構想のもとに、人が住み始める都市です。
このプロジェクトが、5年間かけて実現に向けて動いているのがすごいと思います。こうして、実証する場をどんどん作っていかないと、テクノロジーの実装は進まないのではないか…と思うことが多いので、こうした試みには賛成です。
ウーブン・シティの中には学校とかちゃんと作るのかな…どんな学校になるのかな…と気になります。
5年前のCESでのウーブン・シティについてのスピーチも、このブログでエントリーを書いていました。こういうニュースを継続的に見ていって、子どもたちと一緒に、これからの未来がどうなるのかを考えるのもいいと思います。
(為田)