YouTubeで勉強していたら、文化庁 bunkachannelの動画【new!!seum 調査隊:男性ブランコ#06】アートでトーク!? 美術館の新しい楽しみ方「対話鑑賞」に挑戦!!がレコメンドされました。
「new!!seum 調査隊」はいろいろな博物館を紹介していくシリーズなようですが、今回の第6回は東京国立近代美術館(東近美 あるいは MOMATと略すそうです)を調査します。
動画の8分くらいのところから、「対話鑑賞」がスタートします。対話鑑賞は、ただ作品を眺めるだけだけではなく、「複数人での対話を通して美術作品を鑑賞する方法。みんなの発言を重ね合わせていくことで、見方の幅が広がる」と説明されていました。
対話鑑賞は、作品を観察→気づいたことや感想を話す→ガイドスタッフから作品のポイントなどを説明、というプロセスをとります。ガイドスタッフの方の対話鑑賞の場の作り方がとても印象的でした。
この動画では、「南風」(和田三造)、「道路と土手と塀(切通之写生) 」(岸田劉生)、「反映/思索」(ゴームリー、アントニー)の3つの作品を対話鑑賞するのですが、3つ目の立体作品「反映/思索」の対話鑑賞が、僕には特におもしろかったです。
今まで、小学校の図工の授業や中学校・高校の美術の授業で、対話鑑賞をしているところを見たことはありましたが、美術館での対話鑑賞ははじめて見ました。
美術作品は、教科書などで見てみるのもいいと思いますし、東京国立近代美術館のサイトで作品を見ることもできます。
インターネットを活用して、美術作品を大きな画面で表示することができれば、教室で対話鑑賞を行うこともできるかもしれません。
こないだブログで紹介した「ジャパンサーチ」を使うと、この動画で紹介されていた「南風」(和田三造)と「道路と土手と塀(切通之写生) 」(岸田劉生)は見ることができます。
(為田)