こどもの学びを支える教科書ポータルとなることを目指すEduHubのコラムで、「学習者用デジタル教科書『新編 新しい書写 4』 :シミュレーション教材「画の長さと間かくの「書写のかぎ」を見つけよう」紹介」を執筆させていただきました。
学習者用デジタル教科書『新編 新しい書写 4』のページからQRコンテンツのシミュレーション教材にアクセスすると、「羊」の字の3本目の横画の位置をドラッグして文字の上に動かすことができます。「羊」の字の上の2本の横画を見て、間隔を考えて位置を決めます。
シミュレーション教材を使うと、自分で横画の長さと間隔を何度も試してみることができます。また、もし失敗しても手軽にやり直せるため、児童も安心して取り組めます。シミュレーションで点画の長さや間隔についてポイントをつかんでから、半紙に毛筆で書く練習に移ると、学習意欲も高まりますし、ポイントを意識しながら書くことができるでしょう。
書写では、何度も半紙に毛筆で書いて練習することももちろんだいじです。ただ、最初から毛筆で文字を書く練習ばかりでは時間もかかりますし、児童のモチベーションを維持することも難しくなります。シミュレーション教材を活用することで、書写の授業を楽しく、しっかりと力をつけるものにしていけるとよいと思います。
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EduHubの目指す「こどもの学びを支える教科書ポータル」という機能は、学習者用デジタル教科書を使って新しい学びを作ろうとする先生方に、学習者用デジタル教科書がいかに学びの形を変えていくのかを知ってもらうことが重要だと思っています。EduHubコラムに執筆させていただく授業や実践報告のレポートを通じて、教室での子どもたちの学びのアップデートに貢献できたらと思います。
(為田)