月刊私塾界3月号が発刊されました。特集1は「株式公開企業塾2025年 2・3月期第3四半期決算を読む」です。街を歩いていて見かける学習塾や、自分の人生に関わってきた塾の決算は気になるので読んでしまいます。公教育が変われば、学習塾も変わっていくので、両方を見ていきたいと思っています。
それと、TOP LEADER Interviewで株式会社個別教育舎の代表取締役社長 紀洲良彦さんのインタビューが掲載されていたのですが、インタビューのなかで「住む場所によって教育が全然違う」「九州の子供たちに「多様な学びの場を提供したい」」という言葉がありました。
僕は、この視点から公教育が大事だと思っていて、だからこそ教科書は大事にしたいし、デジタル教科書の推進もちゃんと進めばいいと思うし、学習指導要領は当然大事だと思っています。また、広くいろいろな人に届けられるメディア、出版物、プラットフォームにも興味があるのです。そんなことをインタビューを読みながら思いました。
いつものように、僕の連載記事も掲載されています。今回が120回目。ということは、連載開始からちょうど10年ということになります。
10年間、「教育ICT行」というタイトルで、学校をはじめ広く「教育」分野にICTがどう導入されるかを発信してきたつもりです。途中、GIGAスクール構想により一人1台端末が普及し、子どもたちの学び方も先生方の教え方もデジタルによってアップデートされてきているとは思います。
その10年間で自分自身はどう変わってきただろうか。ちゃんとアップデートしてきているだろうか、ということを考えてしまいますね。
(為田)