教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

濃く書けてタブレット授業でも見やすい「タブレット授業えんぴつ」

 文具店へ行くのが好きなのですが、こないだ鉛筆売り場に三菱鉛筆の「uni タブレット授業えんぴつ」という棚ができていてびっくりしました。2023年11月に発売されています。気づいていなかった…。
 「タブレット授業えんぴつ」というネーミングがすごく強いですよね。「タブレット授業えんぴつ」というから、スタイラスペンみたいに使える鉛筆なのかと最初思ってしまいましたが、そんなことはなく、ノートを撮影してプロジェクタなどで投影するときに見えやすいように濃く書ける鉛筆ということだそうです。

 「タブレット授業えんぴつ」のサイトを見てみると、3つの特長が書かれていました。

  1. 濃くてハッキリと見やすい描線!
  2. 新開発の芯は低光沢で描線のテカりが少ない!
  3. 濃い描線なのに従来鉛筆と同等程度の消去性

 これはたしかに大事かもしれません。保護者の方は文房具屋で「タブレット授業えんぴつ」という名前を見て、どんな授業を想像するのかな、授業支援ツールでみんなのノートを撮影して一覧表示して見合っている授業を想像できているかな、と思いながら棚を見ていたら、 「タブレット授業えんぴつ」のサイトでしっかり説明されていました。

小学校の授業スタイルが変化してきたのをご存じですか?

文部科学省が提唱するGIGA SCHOOL構想によって、2021年4月より全国の公立小学校では1人1台の学習用タブレットを使用して学習をしています。キーボード操作による文字入力だけではなく、ノートに自分の意見や考えをまとめ、タブレットのカメラ機能を使って撮影し、クラスで相互に考えを共有しあいながら学びを深めるという授業の進め方が一般的になってきました。

uni タブレット授業えんぴつ|特集|三菱鉛筆株式会社

 こういうふうな形での「GIGA端末を使った授業」の広がり方もあるのだな、と思った次第です。「タブレット授業えんぴつ」、カラバリ(カラーバリエーション)も豊富です。小学校の教室で見かけているかもしれないです。これから気をつけて見てようと思います(普通の鉛筆とやっぱり違いがわかるんですかね?)。

www.mpuni.co.jp

(為田)