教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

【先生アンケート結果】「先生方が新しい取り組みを知る情報源(2025年版)」結果レポート No.3

 2025年6月26日から7月25日にかけて、「先生方が新しい取り組みを知る情報源(2025年版)」という先生向けのアンケートを行いました。
 たくさんの先生方や関係者の皆さまにSNSでシェアなどしていただきまして、合計で34件の回答をいただくことができました。お忙しい中、ご協力をいただきまして本当にありがとうございました。

 アンケートの最後に、「何かメッセージなどございましたら、ご自由にお書きください。」とフリーコメント欄を設けました。多くの書き込みをいただきました。ありがとうございます。

 「ああ、そうだなー」とうなずきながら、「まだまだ工夫をしなくては」「自分たちで何ができるだろう?」と考えさせられるコメントも多くいただきました。

  • あまりに、できる先生方を中心とする流れで、厳しい先生方は完全に置いてけぼりになっている。この方への情報の広がりがないかぎり、広がれば広げるほど、漏れの深刻度が高まり、大きなトラブルになっている。あれもこれもではなく、まずは「これだ」というところにプライオリティをつけて情報発信してほしい。
  • 情報を得る媒体と,相談を投げるところはまた違いますね
  • 個人的に、ICT教育リサーチの授業レポートは参考にしている。使っているアプリ、使うタイミングなど、授業づくりにとても役立っている。レポートで紹介されている授業をひとつの理想型として、自分たちの授業づくりの参考にしている。まだまだだが、少しずつ近づくよう、今後も学校全体で取り組んでいきたい。
  • 教員がもっとクリエイティブになるといいのにな〜
  • 新しい教育の手法や授業手法、新しいアプリの活用などは、結局興味関心の高い人しか取り組まないように感じます。多くの教師はこれまでの形を踏襲して授業が出来れば良いと考えているように思います。(NHKの先日のニュースの中でもデジタルデバイスの利用にはマイナスの側面もあるといった、新しい取り組みに対するネガティブキャンペーンも多く、それらによって教員も二の足を踏む。そんな教師も多いと思います)
  • 広く知ってもらうのって、改めて考えると難しいですね。
  • 正直、人との繋がりがないと、知れることは限られてしまっているのが現状だと思う。新しいものが欲しい人は、時間を割いてでも調べ上げると思う。ただ、ほとんどの人はそれを何かと理由をつけて面倒くさがり、日々アップデートせず古いやり方に縛られる教員ばかりだと感じる。市教委や校内研修等が広めていくのが、今のところ効果的なように感じる。
  • 著名な方が現場を離れてしまうのが最近多いですね。現場に留まり頑張っている方を色んな場で取り上げてください。

 また、応援のメッセージも多くいただきました。励みになるお言葉も多くいただきまして、本当にありがとうございます。

  • 為田先生の毎朝の投稿ありがとうございます!
  • 日本全国で素晴らしい実践が行われています。しかしながら、実践者が自分でまとめて発信するとなると、時間も労力もかかります。
    実際に視察し、わかりやすく魅力的な形でまとめて発信してくれる、為田さんの存在はとても貴重です。
    これからも多くのことを学ばせてください。
  • いつも貴重な情報をありがとうございます。
  • ぜひ意義ある成果が生まれるよう祈っています。
  • 為田先生、いつもお世話になっております。戸田市で教諭をしている者です。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
  • いつも参考にさせていただいております。応援しております。
  • このアンケート結果を通して、全国の先生方のご意見を伺えることを楽しみにしています!

 貴重な時間を割いて、今回のアンケートにご協力いただきました先生方、本当にどうもありがとうございました。

(為田)