コピーライターであり世界ゆるスポーツ協会代表理事でもある、澤田智洋さんの著書『人生にコンセプトを』を読みました。ちくまプリマ―新書から出ているので、中学生や高校生に読んでもらいたい本だと感じました。
澤田さんの人生の拠りどころになっているのが「コンセプト」だそうです。自分の人生にたくさんのコンセプトを作って、人生を生きているというのです。
澤田智洋といいます。20年以上コピーライターの仕事をしながら、日々新しいスポーツや楽器、服やロボットを開発しています。ちょっと不思議な働き方に見えるだろうなと自分でも思います。
では、夢がなく、社会から浮いていた私は、何を拠りどころにして人生を歩いているでしょうか?
私がたどり着いた答えが「コンセプト」です。一体この言葉は何なのでしょうか。一言でいうと、コンセプトとは「道」です。道があるから、人は迷わず進むことができる。迷っても立ち返ることができる。道が一本通ることで、道が道を生み、予想もしなかった景色へとたどり着く。夢と比較することで、その特徴を見てみましょう。夢は「目的地」。
コンセプトは「道」。(p.10-11)
夢は「目的地」で、コンセプトが「道」。目的地にたどり着くまでにいろんなコンセプトを自分で持っていることでいいことがある、ということです。
一生を通して、迷いがないなんて人はいません。だからこそ、コンセプトは持っておいて損はありません。自分の人生を支える、自分の言葉を、自分で考え、自分にプレゼントする。そうすることで「大丈夫、私にはコンセプトがついている」という心境になります。夢がなくても、コンセプトがあれば、人は進むことができます。(p.16)
この、「夢がなくても、コンセプトがあれば、人は進むことができます」というのは希望がある言葉だなと思いました。
「ビジネスにおいての」コンセプトがもっている3つの意義が紹介されているのですが、これは夢を実現するための道を選ぶときにもあてはめられる意義だと思います。
ビジネスにおいての、コンセプトの意義(p.45):
- 迷わないため
- ブレないため
- 勇気をもらうため
中学生や高校生たちもユニクロやスターバックスなど身の周りのブランドのコンセプトは理解できると思います。それらを手本にして自分自身のコンセプトを考えてみる、という授業をしてみたいな、と思いました。
(為田)
