2025年12月4日に戸田市立笹目中学校を訪問し、高橋悠大 先生が担当する3年5組の英語の授業を参観させていただきました。授業の最初に隣の人とペアになって30秒ずつ会話をするSmall Talkを行います。「What makes you happy?」「What would you do if you were free?」などのテーマが次々にホワイトボードに提示されます。高橋先生の授業では、ホワイトボードに次の活動で使う表現や単語が提示されていて、生徒たちが集中して活動に取り組めていたように思います。
「What would you do if you were rich?」という問いかけに、「 I would buy a Nintendo Switch. I love playing a game very much.」と答えている生徒がいました。例文をただなぞるだけでなく、自分自身のことを伝えようという、リアルな受け答えができていたように思います。
Small Talkが終わった後で、この日の授業のめあてをホワイトボードに映してクラス全体に共有します。

この日の単元の新出単語を1語ずつホワイトボードに映して、順に紹介していきます。生徒たちの注意を単語を大きく表示してあるホワイトボードに向けて、一緒に発音して意味を確認できるようになっていました。
各自のプリントや教科書の単語を見てもらいながら解説すると、みんな目線が下がってしまうし、発音練習の声も出ないので、こうして前を向いてもらって単語の練習ができるのはいいと思いました。

その後で、クラス全体で教科書の本文内容を確認していきます。教科書の本文内容を補足するための資料も、ホワイトボードに映しながら説明します。生徒たちは手元の教科書本文を読みながら、高橋先生の説明を聴いています。

教科書の本文内容についての説明を聴いた後で、生徒たちは一人ひとり自分のChromebookで学習者用デジタル教科書を開いて、英文音声を聴きます。自分のイヤホンを使って聴いている生徒もいました。
一人ひとりが学習者用デジタル教科書を使って英文音声を聴くときには、自分の習熟度に合わせて英語の音声を聴く回数を自分で決めることができます。また、音声の再生速度を変えたり、英語本文をマスキングして隠したり、自分に合った学習を自分で決めることもできます。

その後で、高橋先生のChromebookで開いた指導者用デジタル教科書で英文を再生して、クラスみんなで一斉に発音練習をします。その後、隣の人と一文ずつ交互に読み合います。一人ひとりが学習者用デジタル教科書を使って英語の音声をたくさん聴いた後で、それをみんなで発音する、というふうにセットで練習するのがいいと思いました。

その後で、ロイロノート・スクールで配付したワークシートに取り組みます。教科書に書かれていた内容を日本語で入力したり、教科書に書かれていた内容についての正誤問題に取り組みます。

最後にワークシートをホワイトボードに映して、クラス全体で答え合わせをします。一人ひとりが自分のChromebookでワークシートに取り組むだけでなく、最後に全体に向けて解説することは大事だと思います。

髙橋先生の授業は、「次に何をするか」ということが明確で、Small Talkから始まって、単語練習、英文解説、英文のリスニング、英文の発音練習…というふうに、たくさんの活動が授業の中に組み込まれていました。こうした過程を繰り返していくことで、生徒たち一人ひとりがChromebookを使うことで、自分に合った学習の仕方を選ぶことができるようになっていくと思いました。
No.4に続きます。
(為田)