2026年1月23日に東福岡高等学校を訪問し、桑田薫法先生が担当する国際教養コース 1年21組の物理基礎の授業を参観させていただきました。授業の最初に、「Today’s Goal」として「Measuring Speed and Velocity(速さと速度の測定)」「Distinguish between average velocity and instantaneous velocity(平均の速度と瞬間の速度を区別する)」の2つが生徒たちに提示されていました。
桑田先生の授業は日本語で行われていますが、こうして専門用語を英語で学ぶことで概念が明確になることもありそうだと感じました。生徒たちに配付しているプリントをプロジェクタで映して、「速さ」と「速度」の違いについて解説します。

桑田先生は、大きさのみで表される「速さ」と向きと大きさを一緒に表す「速度」の違いを理解してもらうために、ベクトルでの道案内の問題を出します。
東福岡高校の門を出て、「左に曲がって200メートル直進し、右に曲がって100メートル進みます。次に左に曲がってさらに100メートル進みます…」という指示を生徒たちに伝えて、ベクトルについての確認をします。問題文を読みながら、自分のiPadでGoogleマップを開いて考えている生徒たちも多くいました。

「速さ」と「速度」の違いについて解説をした後で、桑田先生は「平均の速度」と「瞬間の速度」について解説をします。プリントをプロジェクタで映しながら、瞬間の速度を求める問題に取り組みます。

その後で、各グループに1台ずつ速度測定器を配って、瞬間の速度を測定します。グループごとに速度測定器があるので、グループごとに鉄球の速度を測ることができていました。自分たちで速度を測定するために、各グループに速度測定器が1台ずつあるのは、いろいろな試行錯誤や仮説検証をするためには大事だと思いました。それぞれのグループで測定した数字をiPadからクラウド上にデータでまとめて比較してもおもしろそうだと感じました。

(為田)