2025年12月18日の放課後に戸田市立笹目中学校を訪問し、「プレゼンテーションのコツ」について考えるワークショップをさせていただきました。参加してくれたのは、1月に戸田市小・中学校児童生徒プレゼンテーション大会に笹目中学校の代表として出場するグループのメンバー4人とプレゼンテーションを指導している先生方です。
みんなで教室で机を向かい合わせにして座り、最初に僕から「プレゼンテーションのコツ」を紹介していきました。ここで紹介した「プレゼンテーションのコツ」は、株式会社クリエイティブシフトが開発した「プレゼンテーション・パターン」を、「パターン・ランゲージ授業づくりパートナー」である弊社フューチャーインスティテュートが授業で使いやすいように教材設計したものです。
「プレゼンテーション・パターン」には全部で34のパターンがありますが、そのなかから「メインメッセージ」「心に響くプレゼント」「ことば探し」など9つのパターンを選んで、「プレゼンテーションのコツ」として紹介しました。

9つの「プレゼンテーションのコツ」を紹介した後は、より具体的に「どうしたらプレゼンテーションが上手にできるのか」ということについて、生徒たちから質問を受ける時間にしました。
生徒たちは出場する戸田市のプレゼンテーション大会に向けてスライドを準備している最中だったので、自分たちのプレゼンテーションの「メッセージの伝え方」や「スライドのボリューム感」など、具体的な質問をたくさん受けました。
それに対応する「プレゼンテーションのコツ」を紹介しながら、自分たちのプレゼンテーションを磨くディスカッションを、グループのメンバーだけでなくそこにいた先生方も交えて行うことができていたのが印象的でした。
こうしたやりとりは、クラス全体を対象にする授業ではなかなかしにくく、こうした少人数で大学のゼミのような雰囲気のなかでこそ実現したことだと思います。
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ワークショップ終了後に、生徒たちと先生方にGoogleフォームで「プレゼンテーションのコツ」を聴いて、思ったことや感じたことを回答してもらいました。
- 生徒たちの回答:
- 自分が思っているよりもプレゼンテーションは奥が深くて、これからの制作が楽しみになった。
- 自分たちが思っているよりも難しいことですべて重要なことだったので、とても勉強になりました。相手に伝わるようにがんばりたいです。ありがとうございました。
- 自分たちが思っていたプレゼンテーションよりもレベルが違いすぎてもっと頑張ろうと思った。
- 先生方の感想:
- 先日はご教授いただきありがとうございました。プレゼンテーションの中で伝えたいメインメッセージを如何にはっきりとさせるかが重要であると再認識致しました。授業においても、課題の提示とその解決学習という流れから、生徒にどのようにメインメッセージを伝えるかが重要だと考えており、今回そのための方法や意識するポイントを抑え直す機会ともなりました。生徒たちも新しい気づきが多かったようで、とても貴重な時間となったかと思います。お忙しい中ありがとうございました。
- 私は今日のお話を聞いて、メインメッセージをはっきりさせることで、頭の中が整理されました。生徒たちが悩む中で、メインメッセージを伝えるためにというところをバラさないことで、指導やアドバイスがしやすくなりました。お忙しい中ご指導頂きありがとうございました。
授業や部活動などで忙しい中学生にとっては、プレゼンテーションにしっかり時間をかけて取り組むことは大変だ、という声を多く聞きます。
そうした状況のなかで、「どういうことに気をつけてプレゼンテーションを準備すればいいのか」というコツを知ることで、生徒たちが他者に何かを伝えるための手段としてのプレゼンテーションの力を伸ばすことができたらいいなと思っています。
そのために、今回の「プレゼンテーションのコツ」を学ぶワークショップが役に立てばいいなと思います。
(為田)