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書籍ご紹介:『コーチングが子どもを伸ばす 意欲と行動を引き出す教師の関わり方』

 成城学園初等学校の秋山貴俊 先生から、『コーチングが子どもを伸ばす 意欲と行動を引き出す教師の関わり方』をお送りいただきました。秋山先生、ありがとうございます。

 秋山先生はいまの子どもたちと関わる上で大切な4つの視点を挙げています。

令和の子どもたちと関わる上で大切なのは、「個を見る」「よいところを伸ばす」「安心をつくる」「引き出す」という4つの視点です。これらを意識して関わることで、子どもたちは自分らしく輝き、自ら学びをつくり出す姿へと変わっていきます。

つまり、私たちは、令和の子どもたちの伴走者として子どもたちに寄り添い、声をかけ、彼らが安心して挑戦できる環境を整えることが大切です。そこで役立つのが、コーチングです。(p.21)

 書名にも入っている「コーチング」について、4つのスキルを使えるようになることが重要だと書かれていました。

p.28
「コーチングにはたくさんのスキルがあります。コーチはこれらのスキルを使って相手(クライアント)に新しい気付きを与えます。ここでは学校現場で使いやすい4つを紹介します。傾聴・承認・質問(これらを3大スキルと呼ぶこともあります)とフィードバックです。これらが使えるようになれば、こどもたちへの接しかたも変わってくるはずです。まずは、この4つのスキルを理解して、意識して使えるようになりましょう。」

 「傾聴」「承認」「質問」「フィードバック」の4つのコーチングスキルについて解説された後、学校での「生活支援」「学習支援」「対人関係」のさまざまな場面で、どのようなコーチングをすればいいのかということが紹介されている本です。

 秋山先生がこの本の中で紹介するすべての場面を僕は経験してきているわけではありませんが、「自分だったらこの場面、どんなふうに子どもに声をかけているだろう?(かけてしまっているだろう…?)」と思いながら読み進めました。
 あと、わかったつもりではいるけど、瞬時にその言葉が出るかどうか、というのがコーチングは難しそうだなと思いながら読みました。上っ面のテクニックとしてではなくて、瞬時にコーチングのスキルが発動できるようになるためには「なぜそう言うべきなのか」をマインドセットとしてインストールしていないと難しそうだな…と感じました。

(為田)