2026年2月6日に山形市立第九中学校を訪問し、黒田恵里子 先生が担当する1年4組の英語の授業を参観させていただきました。電子黒板に指導者用デジタル教科書を映して授業をすることで、生徒たちの目線を机上の教科書に落とさずに、生徒たちが前を向いて先生とやりとりをする機会が多い授業が実現できていたように思いました。

電子黒板にデジタル教科書を映して授業をしていますが、すべてがデジタルで完結している授業ではなく、鉛筆とノートでの学習も並行して行われています。この日の授業でも、新出単語はノートに書いて練習していました。デジタルとアナログのそれぞれの良さを使い分けて授業を行うことが大切です。

黒田先生は、指導者用デジタル教科書の「役立つツール」のなかにある「映像コンテンツ」から「Unit Activity」を選び、「Flash Card」で該当のUnitを選んで単語の練習をします。電子黒板で英語の英単語と意味が順に表示されるので、生徒たちは電子黒板を見ながら発音を練習することができます。
再生方法のところで速度を「ゆっくり」「ふつう」「はやい」「手動」と調整することができるので、先生は発音の練習の合間に解説を入れることもできます。この日の授業では、Flash Cardを使ってみんなで2回練習した後で、生徒たちは隣の人とペアになって単語を読めるかを確認していました。

「Flash Card」では、練習するときに流すことができるBGMを「メトロノーム」「クラシック」「ヒップホップ」などから選ぶことができます。この日の授業では、指名された生徒が「I like レトロ」と言ったので、「レトロ」のリズムに合わせて生徒たちは単語の練習をしていました。

単語の練習を終えた後で、黒田先生は「今日は、“there is…”と “there are…”が出てきました。解説動画を見てみましょう」と言って、電子黒板に解説動画を映してみんなで見ます。

解説動画を見た後で、黒田先生が改めて「there is [are]…」構文について板書しながら解説していきます。

電子黒板に指導者用デジタル教科書を映しながら、黒板やノートなどを並行して使う、デジタルとアナログの良いところを使い分けようという黒田先生の意図を感じる授業でした。
No.2に続きます。
(為田)