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山形市立第九中学校 授業レポート No.4(2026年2月6日)

 2026年2月6日に山形市立第九中学校を訪問し、阿部佑介 先生が担当する1年5組の道徳「さよならホストファミリー」の授業を参観させていただきました。
 授業の最初に阿部先生は「留学やホームステイに興味はありますか?」と生徒たちに質問して、自分のタブレット端末でSKYMENU Cloudの「ポジショニング」を使って回答してもらいます。生徒たちには「興味あり」と「興味なし」を両端にした直線で、自分の考えがどのあたりになるのか、マーカを配置してもらいます。
 「興味なし」と「興味あり」の両端だけでなく、その間をグラデーションで見ることができるのが、ポジショニングのいいところです。「留学やホームステイに興味ある人は?」と質問して挙手してもらうと、どうしても「興味あり」と「興味なし」の二択になってしまいますが、こうして2つの答えの間の程度を表せるのがポジショニングの強みです。

 留学やホームステイに興味があるかを答えてもらうと、「興味がない」の方にマーカが多く配置しているように見えます。その後で、デジタル教科書を使って「さよならホストファミリー」の本文をみんなで音読します。音読しながら気になったところに線を引いて、4~5人ずつのグループになってそれぞれの気になったところを共有します。

 気になったところを共有し終わったら、「さよならホストファミリー」の知子とソニアという2人の登場人物がそれぞれ考えていた「コミュニケーションの違い」についてグループで考えを話し合います。それぞれのグループでの話し合いの成果をミニホワイトボードにまとめて、授業の最後に発表します。

 各グループによる「コミュニケーション」についての考えをクラス全体で共有したら、もう一度、最初にポジショニングした「留学やホームステイに興味はありますか?」について、自分のマーカを再配置してもらいます。

 SKYMENU Cloudのポジショニングでは、一人ひとりが考えのポジショニングをどう変えたかを軌跡として見ることができます。この日の授業のように、教科書の文章を読んだり、グループで意見を話し合ったりした後で、生徒たち一人ひとりの考えがどのように変わったのか、ということを見ることができるのはいいなと思います。

 授業の途中で、考え方がどのように変わっていったかというのを軌跡として見るのはデジタルだからこそできることなので、どんどんポジションが変わるような問題を設定すると効果的に使えそうだと感じました。

(為田)