東京書籍・東京教育研究所が東書Eネットで公開している「東研研究報告 No.379 デジタル学習基盤におけるフィードバックをデザインする」を読みました。デジタルブックで全60ページが公開されていて、全ページをPDFで一括ダウンロードもできますし、トピックごとにPDFでダウンロードすることもできます。

僕は最近、どういうフィードバックが「良い」フィードバックなのだろう、ということを考えているので、テーマである「デジタル学習基盤におけるフィードバックをデザインする」がぴったりで、興味深く読みました。山梨大学の三井一希 先生が「はじめに」の「フィードバックとは何か?」で書かれていたコメントが自分の問題意識にマッチしていました。
フィードバックとは本来、「学習者がよりよく学ぶための次の一手を知るための情報」である。点数や正誤を伝えることだけがフィードバックではない。むしろ、「どこがよくて、どこを変えればよいか」を具体的に示し、学習者が自ら学びを改善できる状況をつくることが理想である。(p.2)
三井先生が書かれている「点数や正誤を伝えることだけがフィードバックではない」という部分に僕は大賛成です。そこから、「では、どうしたらいいのか?」ということを先生方に伝えたいなと思って読みました。小学校1年生・小学校4年生・小学校5年生・小学校6年生・中学校1年生・中学校2年生の6クラスでの実践事例が紹介されています。
じっくり読んで、フィードバックのさまざまな実践を、先生方に伝えていけるようにしたいと思いましたし、自分で担当している授業の中でもフィードバックを試してみたいなと感じました。
(為田)