国立国語研究所が「日本語文型バンク」を公開しました。日本語の習得に必要な文型を調べるためのオンライン辞書ということで、学校での日本語学習を必要とする児童生徒のサポートに使えるかもしれないと思いました。
「日本語文型バンク」を公開しました。日本語の習得に必要な文型を調べるためのオンライン辞書です。文型を形や意味から調べることができます。https://t.co/er9fZ5lHdo pic.twitter.com/x74yik8bDk
— 国立国語研究所(こくごけん) (@kokugoken) July 7, 2026
そもそも「日本語文型」とは?と思ってサイトへアクセスしてみたら、きちんと書かれていました。
ある意味・機能をもった文の組み立てのパターンは文型と呼ばれています。例えば、「〜だけのことはある」のような表現は、「だけ」「の」「こと」「は」「ある」という部分に分解してそれぞれの辞書的な意味を考えても、表現全体としての意味・機能は見えてきません。また、「〜なら」のような表現は、部分に分解することはできませんが、文を形づくることではじめて、その意味・機能が発揮されると言えます。
それぞれの文型が、どんなときにどのように使われるかを知ることが、特に初中級以降の日本語学習の鍵になります。この日本語文型バンクでは、場面や文脈の中で文型がどのように使われるのかを、詳しい解説とともに、豊富な例文で示しています。
たしかに、「~だけのことはある」の表現は、「だけ」とか「こと」を調べても意味がわからないよな、と思いました。
全見出しで最初の文字ごとに見出し語を調べることができます。上部にある「見出し検索」「意味分類」「レベル別」をクリックすることで他の検索方法に切り替えられます。

「見出し検索」で「だけ」と入力してみると、「だけ」が入っている見出し語すべてが表示されます。「ご~いただけますか」とかもここで出てくるので、探しやすいと思いました。

見出し語をクリックすると、使い方や用例だけでなく、「使うときの注意」や「似ている表現」も書かれています。ルビの表示/非表示も選ぶことができるのもいいなと思います。

(為田)