ずっと読みたいと思っていた、辻村深月さんの『この夏の星を見る』を読みました。舞台になっているのは、コロナ禍でいろいろなイベントが中止となっていた、2020年です。
長崎県五島・茨城県・東京都渋谷区の高校生・中学生がオンラインで繋がっていって、先生たちも繋がっていって、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」をオンラインで繋げて実施します。こういう話が僕は本当に好きです。オンラインミーティングならではのエピソードとかも、すごくよかったです。
息子の中学校の卒業式で耳にした、「僕たちは不遇ではあったけど、不幸ではなかった」という言葉を思い出しました。
生徒たちもとても魅力的ですが、それを支えるべく生徒たちと同じくオンラインで繋がっていく先生方もとても魅力的でした。
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2025年7月には、映画「この夏の星を見る」も公開されています(見たかったのですが、まだ見られていない)。
公式noteでは、「スターキャッチコンテスト」を実際に作られた、天体観測講師の岡村典夫 先生のインタビューや、原作の取材先であった立教新座高等学校 観測部の先生方とOBのインタビューなどを読むことができます。こういうコンテンツが公開されているのもとてもうれしいです。じっくり読んでいこうと思います。
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こないだ紹介した、『宙わたる教室』と続いて天文系の本の紹介となりましたが、どちらも学校という場の価値というのを感じられる作品だったな、と思っています。
(為田)
