2026年8月6日に国立教育政策研究所がオンラインで開催した、令和8年度 教育研究公開シンポジウム 生成AI時代の学校教育と教師~人間の果たすべき役割~の資料がサイトで公開されています。

PDFで公開されている資料を読んでいくだけでも、いろいろと次につながるとっかかりを得られるのではないかと思っています。アジェンダに従って、公開されている資料の一覧を以下にまとめます。PDFへのリンクはこちらのサイトからどうぞ。
- 趣旨説明
- シンポジウムの趣旨説明 白水始 先生(国立教育政策研究所初等中等教育研究部長)
- 【第1部】AIと社会:大人に期待される姿と学校で身につけるべき資質・能力
- 講演①「生成AI時代に必要とされる力 AIと倫理、科学技術社会論の観点から」 横山広美 先生(東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 教授)
- 講演②「大学教育における生成AI活用について」別所正博 先生(東洋大学情報連携学部 教授)
- 【第2部】生成AIと学習:生成AIは学習をどう支援できるか
- 講演③ 「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン」 浅原寛子 さん(文部科学省初等中等教育局 参事官)
- パネルディスカッション1
- 「生成AIは「自分で考える」を支えられるか 理科の仮説設定を支える「仮説設定お助けくん」の開発と実践」 中村大輝 先生(宮崎大学教育学部 講師)
- 「生成AIはどう学習を支援できるか 高等学校における活用事例」 横山大基 先生(埼玉県立大宮高等学校 教諭)
- 「生成AI時代の学校教育と教師 ~人間の果たすべき役割~」 上岡涼太 先生(高知県四万十町立窪川中学校 教諭)
- 「高校生対象「生成AIの教育利用可能性」に関するワークショップ簡易報告」 飯窪真也 先生(国立教育政策研究所初等中等教育研究部総括研究官)
- 【第3部】生成AIと学校・教師:身につけるべき資質・能力とその育成
- 国際招待講演「洞察(インサイト)の消失:テクノロジーが「いかに」「なぜ」を蝕むとき」フランク・カイル 先生(イェール大学心理学・言語学部 教授)
こうして資料を読んでいくと、僕自身「生成AIをどのように子どもたちに使ってほしいのか」ということについてきちんと自分で言語化できていないな、ということがつきつけられます。先生方の資料を読みながら、自分がいま担当している授業での子どもたち、参観させていただいている学校の先生方や児童生徒たちがどんなふうに変わっていくのか、というのがまだ想像ができません。そこで立ち止まっているわけにはいかないので、実地でどんどん経験を積み重ねていくしかないのですが、自分はまだまだだな、と思いました。
個人的にいちばん参考になったのは、東洋大学の別所先生の講演「大学教育における生成AI活用について」の資料でした。高等教育だと、けっこうイメージできるのですが、初等中等教育だとどうなるだろう…?というのは、これからも考え続けていきたいと思っています。
(為田)