GIGAZINEで、「すべての道はローマに通ず」は本当か?かつての主要道路を地図にするとこうなるというエントリーを読みました。記事中、Sasha Trubetskoyさんが、ヨーロッパ全土の主要な道路をデフォルメして書き込んだ地図「Roman Roads」が紹介されていました。
gigazine.net
Sasha Trubetskoyさんのサイトへアクセスしてみると、「Roman Roads」というエントリーでこの地図を見ることができます。ローマ帝国が築いた街道ネットワークを地下鉄の路線図風に表したものです。地下鉄の路線のように、街道名が書かれています(歴史上の街道以外に、Sasha Trubetskoyさんがオリジナルに名前をつけた街道も存在するようです)。
例えば、ローマ周辺を見てみると、ローマを中心にしていくつかの街道が整備されているのがわかります。Wikipedia「ローマ街道」を参照してみると、どこを走っている街道かがわかりやすいです。例えば、地図を拡大してローマ周辺を見ると、以下のような街道をすぐに見つけられます。
- アッピア街道
- ローマからカプア、ベネヴェント経由ブリンディジ
- ティブルティーナ街道
- ローマからティヴォリ経由アテルヌム(ペスカーラ)
- ポピリア街道
- カプアからレギウム(レッジョ・ディ・カラブリア)
さらにシチリアを挟んで、カルタゴの名前も見えます。こうして見やすい形でローマ街道を見ることができれば、整備されたローマ街道が実感できるのではないかと思いました。

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(為田)