教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

書籍

新着順 人気順

ひとり読書会:『テクノロジーって何だろう? 〈未完了相〉で出会い直すための手引き』

小林茂さんの『テクノロジーって何だろう? 〈未完了相〉で出会い直すための手引き』を読みました。技術哲学における道具説、テクノエイブリズム、テクノロジーとの出会い直し、という3つのポイントで読書メモをまとめてみました。この本の題名そのままです…

ひとり読書会:『バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学』

朱喜哲さんの著書『バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学』を読みました。読書メモをまとめました。読み始めてから読書メモをまとめるまでものすごく時間がかかっていますが、その間、たくさんの先生方に「この本、知ってますか?」「読ん…

書籍ご紹介:『暁星』

湊かなえさんの『暁星』を読みました。現役の文部科学大臣が刺殺される事件の犯人が書いた手記と、この事件を描いた小説とからなる構成で、最後まで読み切った瞬間に、「え?ちょっと待って…」と思って、もう一度最初からすぐに読み返しました。人生のなかで…

ひとり読書会:『未来を照らすコトバ ビジネスと人生、さらには社会を変える51のキーワード』

山口周 さんと長濱ねる さんの共著『未来を照らすコトバ ビジネスと人生、さらには社会を変える51のキーワード』を読みました。この本は、毎週土曜日にJ-WAVEで放送している「NTT Group BIBLIOTHECA ~ The Weekend Library ~」の番組内容をまとめた本です。…

書籍ご紹介:『ガクサン』

『ガクサン』の最終16巻が発売されて、完結しました。「ガクサン」は、「学習参考書」のことです。参考書出版社の社員さんたちが主役で、参考書作りだけでなく、リアルな参考書の紹介もあちこちで出てきて、さらに学校や塾、受験などをとりまく情報も知るこ…

書籍ご紹介:『この夏の星を見る』

ずっと読みたいと思っていた、辻村深月さんの『この夏の星を見る』を読みました。舞台になっているのは、コロナ禍でいろいろなイベントが中止となっていた、2020年です。この夏の星を見る (角川文庫) (上)(下)巻セットKADOKAWAAmazon 長崎県五島・茨城県・東…

ひとり読書会:『置き配的』

福尾匠さんの『置き配的』を読みました。コロナ禍を経て一般化した「置き配」は理解できるけれど、「置き配的」とは?と興味をもって読みました。「置き配」からこうして世界を見られるのか、とすごく楽しめました(全体的にはまだまだ読めていない感じなの…

ひとり読書会:『機械ぎらい 機械音痴のテクノロジー史』

速水健朗さんの著書『機械ぎらい 機械音痴のテクノロジー史』を読みました。「ICTを教育現場で使いましょう!」と言って回っているような仕事を僕はしていますが(単純にICTを使ってほしい、というだけじゃないんですけどね)、「機械が苦手で…」という言葉…

書籍ご紹介:『名門校の本棚 名門校の先生たちに聞いた、人生を支える一冊。』

ウェブメディア「日経BOOKプラス」で連載されていた記事「名門校の推薦図書」をもとにまとめられた『名門校の本棚 名門校の先生たちに聞いた、人生を支える一冊。』を読みました。 開成中学校・高等学校、豊島岡女子学園中学校・高等学校、国際基督教大学(I…

「学校を変えるなら、この方向で…」と思った2つの言葉

最近、意識的に本を読む時間を増やそうと思っています。主に早朝と移動時間をその時間にあてています。そのなかで、考えたいろいろなことをまとめておきたいと思いました。 学校を変えるなら「ブリコラージュ」な方法で リサーチャーの廣田周作さんと編集者…

書籍ご紹介:『社会は「私」をどうかたちづくるのか』

牧野智和 先生の『社会は「私」をどうかたちづくるのか』を読みました。ちくまプリマー新書で、社会学入門という位置づけの本だと思いますが、なかなか歯ごたえある読み心地です。社会は「私」をどうかたちづくるのか (ちくまプリマー新書)作者:牧野智和筑摩…

書籍ご紹介:『宙わたる教室』

伊与原新さんの小説『宙わたる教室』を読みました。定時制高校の科学部の話なのですが、めちゃくちゃおもしろかったです。宙わたる教室 (文春文庫 い 106-3)作者:伊与原 新文藝春秋Amazon すごく好きだったところを2か所だけご紹介します。「学校のこういう…

書籍ご紹介:『「振り仮名」があれば、学力は上がるのか』

大好きなYouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」で、ルビ財団創設者の松本大さんが書かれた、『「振り仮名」があれば、学力は上がるのか』が紹介されていました。www.youtube.com 動画の中で、ルビがふられていればどんどん本を読んでいける子は増える…

書籍ご紹介:『僕たちは言葉について何も知らない 孤独、誤解、もどかしさの言語学』

小野純一さんの『僕たちは言葉について何も知らない 孤独、誤解、もどかしさの言語学』を読みました。副題になっている「孤独、誤解、もどかしさの言語学」というところがすごくいいなと思いました。最近、学校での「言葉」について敏感でいたいと思っていて…

淑徳小学校 淑徳アルファ カズトロジー 授業レポート まとめ(2025年9月〜12月)

弊社フューチャーインスティテュートは淑徳小学校放課後クラブ「淑徳アルファ」内で、コンピュータを使ってさまざまな活動を行う授業「カズトロジー」を実施しています。2025年度2学期に行った授業の様子をレポートしたものをまとめました。 3年生のクラスで…

ひとり読書会:『生きるための表現手引き』

渡邉康太郎さんの『生きるための表現手引き』を読みました。僕は「表現」ができる人はすごいな、とずっと思って生きています。この本の「まえがき」には、「表現したいと感じている人は、表現に意欲や憧れを抱いている一方で、上手ではないし才能も自信もな…

ひとり読書会:『AIは私たちの学び方をどう変えるのか』

カーンアカデミーの創設者でありCEO サルマン・カーンさんの『AIは私たちの学び方をどう変えるのか』を読みました。カーンアカデミーは2023年3月15日にAIアシスタント「Khanmigo(カンミーゴ)」を公開していますが、この本ではカンミーゴの話よりも広く、AI…

「獺祭」っていう言葉が好きです(日本酒だけじゃなく)

こないだDainさんの『わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる』という本を読みました。「1章 本を探すな、人を探せ」では、人が紹介した本を読むのがいちばんだ、ということが書かれていました。僕も読む本のほとんどが、信頼できる友人とSNSを…

淑徳小学校 淑徳アルファ カズトロジー 授業レポート No.3(2025年12月16日)

弊社フューチャーインスティテュートは淑徳小学校放課後クラブ「淑徳アルファ」内で、コンピュータを使ってさまざまな活動を行う授業「カズトロジー」を実施しています。2025年12月16日に、3年生のクラスでポプラ社の出版した『答えのない道徳 どう解く?』…

書籍ご紹介:『すごい短歌部』

歌人・木下龍也さんの『すごい短歌部』を読みました。連載「群像短歌部」を書籍化したものです。テーマを決めて短歌を募集して、木下さんが掲載する歌を選びます。そして、選ばれた短歌についてコメントを木下さんが書いて、最後に木下さん自身も同じテーマ…

ひとり読書会:『測りすぎ なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?』

アメリカ・カトリック大学歴史学部 ジェリー・Z・ミュラー教授の著書『測りすぎ なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?』を読みました。原題は「The Tyranny of Metrics」(「tyranny」は、「暴政」や「圧政」という意味)なのもおもしろいですね。個人的…

ひとり読書会:『利他はこうして伝染する』

TED代表・キュレーターのクリス・アンダーソンの著書『利他はこうして伝染する』を読みました。日本語の副題は「小さな1歩を大きなうねりに変え、優しさが活きる世界をつくる」で、そのためのキーワードが「利他の伝染」となります。僕は学校という場所の大…

書籍ご紹介:『超やさしい自己調整学習の進め方』

桃山学院大学の木村明憲 先生から、『超やさしい自己調整学習の進め方』をお送りいただきました。木村先生、ありがとうございます。「自己調整学習」という言葉は学校界隈でよく聞くようになってきているなと思うものの、自分自身ではまだちゃんとわかってい…

ひとり読書会:『物語化批判の哲学 〈わたしの人生〉を遊びなおすために』

難波優輝さんの著書『物語化批判の哲学 〈わたしの人生〉を遊びなおすために』を読みました。帯に、「「何者かになりたい」は呪いだ。」と書かれていて、これに惹かれてしまったのです。僕は正直、ずっと「何者かになりたい」と思っていたし、周囲に「何者か…

書籍ご紹介:『コーチングが子どもを伸ばす 意欲と行動を引き出す教師の関わり方』

成城学園初等学校の秋山貴俊 先生から、『コーチングが子どもを伸ばす 意欲と行動を引き出す教師の関わり方』をお送りいただきました。秋山先生、ありがとうございます。コーチングが子どもを伸ばす 意欲と行動を引き出す教師の関わりかた作者:秋山 貴俊明治…

ひとり読書会:『考察する若者たち』

文芸評論家の三宅香帆さんの著書『考察する若者たち』を読みました。タイトルにある「考察」という言葉について、「変わった文脈のなかで使われるようになった」(p.22)と最初に書かれています。ここから、三宅さんは「報われポイント」を人は欲するように…

ひとり読書会:『「正しく」失敗できるチームを作る 現場のリーダーのための恐怖と不安を乗り越える技術』

DMM.comの石垣雅人さんの著書『「正しく」失敗できるチームを作る 現場のリーダーのための恐怖と不安を乗り越える技術』を読みました。この本は、「主にソフトウェア開発を行うチームの失敗について書かれた本であり、そこからの立ち直り方を記した、レジリ…

書籍ご紹介:『「頑張れない」子をどう導くか 社会につながる学びのための見通し、目的、使命感』

宮口幸治 先生と田中繁富先生の共著『「頑張れない」子をどう導くか 社会につながる学びのための見通し、目的、使命感』を読みました。先日読んだ『ケーキの切れない非行少年たち』に続けて読むことになりました。「頑張れない」子をどう導くか ――社会につな…

ひとり読書会:『データ管理は私たちを幸福にするか? 自己追跡(セルフトラッキング)の倫理学』

堀内進之介さんの『データ管理は私たちを幸福にするか? 自己追跡(セルフトラッキング)の倫理学』を読みました。デジタルハリウッドの池谷和浩さんに教えてもらった本なのですが、興味深い新しい言葉や考え方をたくさん知ることができたので、読書メモを共…

書籍ご紹介:『子どもの側から授業をつくる 「方法」の言葉をひらく29の問い』

生駒市教育委員会で学校の先生方を支えるお仕事をされている若松俊介 先生から、『子どもの側から授業をつくる 「方法」の言葉をひらく29の問い』をお送りいただきました。若松先生、ありがとうございます。子どもの側から授業をつくる作者:若松俊介東洋館出…