書籍
未来の人類研究センター編『RITA MAGAZINE テクノロジーに利他はあるのか?』を読みました。「RITA MAGAZINE」という書名の通り、雑誌の形態をとっていて、東京工業大学の未来の人類研究センターのメンバーの皆さんの対話が収録されています。 タイトルの「…
鳥羽和久 先生の著書『おやときどきこども』を読みました。鳥羽先生は、株式会社寺子屋ネット福岡代表取締役、唐人町寺子屋塾長、及び単位制高校「航空高校唐人町」校長として、小中高生(150余名)の学習指導に携わる方です。大学院在学中に中学生40名を集…
プロラーナーの横山北斗 先生から著書『時間もお金も軽やかに!中学生のためのウルトラライト勉強法』をお送りいただきました。横山先生は中学生・高校生を教えることをしながら、ご自身でも大学受験や資格試験などの勉強をして合格を果たしている、「プロラ…
石井英真 先生の『教育「変革」の時代の羅針盤 「教育DX×個別最適な学び」の光と影』のひとり読書会をしています。今回は、「第2章 教育「変革」政策を公教育のバージョンアップにつなぐための論点整理」の読書メモを公開します。教育「変革」の時代の羅針盤…
斎藤幸平+松本卓也 編『コモンの「自治」論』を読みました。「コモン」という言葉にも「自治」という言葉にも、僕はとても惹かれています。 いくら仕組みやルールを作ってもそれだけではダメで、抜け穴を見つけたりとか悪用されてしまったりとか、そういう…
石井英真 先生の『教育「変革」の時代の羅針盤 「教育DX×個別最適な学び」の光と影』のひとり読書会をしています。今回は、「第1章 「変革」の時代の教育政策の展開」の読書メモを公開します。教育「変革」の時代の羅針盤: 「教育DX×個別最適な学び」の光と…
石井英真 先生の『教育「変革」の時代の羅針盤 「教育DX×個別最適な学び」の光と影』を5月にじっくり読んでいました。たくさんのページに赤線を引いて、何度も読み返しています。教育「変革」の時代の羅針盤: 「教育DX×個別最適な学び」の光と影作者:石井英…
2024年5月13日に軽井沢風越学園を訪問し、あすこまさん(澤田英輔 先生)が担当する5年生・6年生合同の「作家の時間」と「読書家の時間」の授業を参観させていただきました。 No.1では、「作家の時間」のことをレポートしました。 blog.ict-in-education.jp …
谷川嘉浩さんの『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』を読みました。僕は高校生の頃とか大学生の頃に、それこそ人生を変えるような衝動をみつけて、何もかも振り払って衝動にしたがっていた友人をけっこう見ている方だと思います。高校生の頃は部活や行…
2024年5月13日に軽井沢風越学園を訪問し、澤田英輔 先生が担当する5年生・6年生合同の「作家の時間」と「読書家の時間」の授業を参観させていただきました。このレポートでは、「作家の時間」の授業の様子を紹介します。 はじめに 軽井沢風越学園では、スタ…
名古屋市教育委員会の『学校は誰のもの? 子ども主役の学校へ、いま名古屋から』を読みました。名古屋市教育委員会が取り組んでいる、市立学校をこどもが主役の学校へ変えていく過程を読むことができます。学校は誰のもの? ~子ども主役の学校へ、いま名古…
書評家の三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読みました。タイトルになっている「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という問いに、「いや、僕はけっこう読んでるなー」と今は答えると思いますけど、若い頃は全然そうじゃなかっ…
軽井沢風越学園の澤田英輔 先生の著書『君の物語が君らしく 自分をつくるライティング入門』を読みました。岩波ジュニアスタートブックスから出ている本で、想定読者は中学生です。近所の書店へ行ったら児童書の売り場に1冊だけ書棚にあって、「これをおじさ…
歴史学者である與那覇潤さんと、お寺の住職であり世界のボードゲーム情報サイト「Table Games in the World」を運営するボードゲームジャーナリストでもある小野卓也さんの共著『ボードゲームで社会が変わる 遊戯(ゆげ)するケアへ』を読みました。学校で一…
朱喜哲さんの著書『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす 正義の反対は別の正義か』を読みました。NHK「100分de名著」でローティの「偶然性・アイロニー・連帯」が紹介されたときの指南役だった朱喜哲さんの話がとてもおもしろくて、手に取りました。 プラグ…
医師でありジャーナリストでもあるアトゥール・ガワンデさんの著書『アナタはなぜチェックリストを使わないのか? 重大な局面で“正しい決断“をする方法』を読みました。「失敗が起こるのは怠慢のせいでも努力不足のせいでもない。失敗を起こさないためにチェ…
前田康裕 先生の著書『まんがで知るデジタルの学び3 授業改善プロジェクト』を読みました。「まんがで知るデジタルの学び」シリーズも3冊目、今回のテーマは「授業改善プロジェクト」です。まんがで知る デジタルの学び3: 授業改善プロジェクト作者:前田 …
「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」をポリシーとするノンフィクション作家の高野秀行さんの著書『語学の天才まで1億光年』を読みました。語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)作者:高野秀行集英社Ama…
ヤナ・ワインスタイン / メーガン・スメラック / オリバー・カヴィグリオリの共著『認知学者が教える最適の学習法 ビジュアルガイドブック』を読みました。新しく知識を得てそれを思考に使えるようになったり、作文や計算などを正しい手順でできるようになっ…
書評家の三宅香帆さんの『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術』を読みました。タイトルからしてもうすごく好きなのですが(略して「推しやば」というらしい)、僕が小学校で授業をしていて、子どもた…
関西学院初等部の宗實直樹 先生の編著『社会科実践の追究』をお送りいただき、読ませていただきました。「はじめに」で宗實先生が「古書を通じて、社会科教育とは何か、社会科授業とは何かについて言及した一冊です。つまり、社会科実践の追究です。」(p.3…
中山心太さんの著書『高校生だけじゃもったいない 仕事に役立つ 新・必修科目 情報Ⅰ』を読みました。2022年4月入学の高校生から必修化された情報Ⅰ。高校の授業参観に行く機会はあっても「情報」の科目を参観したことはほとんどないので、タイトルにある「高…
児童精神科医の関正樹 先生の著書『子どもたちはインターネットやゲームの世界で何をしているんだろう? ―児童精神科医からみた子どもたちの「居場所」』を読みました。子どもたちはインターネットやゲームの世界で何をしているんだろう?: 児童精神科医から…
愛光中学校・高等学校の和田誠 先生から『教師のためのChatGPT ホントに使えるプロンプト』をお送りいただきました。たくさんのプロンプトが紹介されています。教師のためのChatGPT ホントに使えるプロンプト: 授業・校務の大革命!作者:和田誠,井上嘉名芽,古…
奈須正裕 先生と伏木久始 先生の編著『「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を目指して』をじっくり読んで、ひとり読書会として読書メモをまとめていきました。「はじめに」から「第16章 ICTが拓く個別最適な学びと協働的な学びの新たな地平…
愛光中学校・高等学校の和田誠 先生から『発達障害の子どもをサポートするICT“超かんたん”スキル』をお送りいただきました。ロイロノートやGoogleクラスルーム、効果音アプリやViscuitなどさまざまなアプリを活用した授業案が紹介されています。発達障害の子…
ポプラ社から『とけるとゾッとする こわい算数(2)』が発売されました。2023年10月に発売された『こわい算数(1)』の続編となります。今回も編集協力で関わらせていただきました。 ページを開いて文章を読み、式を立てて実際に計算してみると、「ああ!…
山崎史郎さんの小説『人口戦略法案 人口減少を止める方策はあるのか』を読みました。現代の日本で(新型コロナウイルスの影響なども描かれている)、人口減少を食い止めるために「人口戦略法案」を立案していく小説です。人口戦略法案 人口減少を止める方策…
雑誌「Pen」の2024年4月号の特集が「新しい学校 未来をつくる26校のチャレンジ」でした。日本だけでなく海外も含めて、多くの学校が紹介されています。Pen (ペン) 「特集:未来をつくる26校のチャレンジ 新しい学校 」〈2024年4月号〉 [雑誌]作者:ペン編集部…
北村厚 先生の著書『大学の先生と学ぶ はじめての歴史総合』を読みました。歴史総合は「世界史と日本史を一緒に学ぶもの」ということは知っていましたが、実際にいままでの日本史と世界史の授業とどう変わるのだろう、ということを知りたくて手に取りました…