教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

書籍

書籍ご紹介:『22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる』

成田悠輔さんの『22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる』を読みました。正直なところ、「ちょっと過激かな…?」と思いながら読み始めましたが、この議論を知ったうえで、学校でテクノロジーをどう使うのか、ということを考えるこ…

書籍ご紹介:『ヘルシンキ 生活の練習』

朴沙羅さんの『ヘルシンキ 生活の練習』を読みました。朴さんは、2020年2月にフィンランドのヘルシンキへ移住して、2人のお子さんと一緒に暮らし始めたのですが、その日々を読むことができます。2人のお子さんの名前はユキとクマで、フィンランドへ渡った202…

書籍ご紹介:『個別最適な学びの足場を組む。』

奈須正裕 先生の『個別最適な学びの足場を組む。』を読みました。突如現れたように見える「個別最適な学び」が、これまでの日本でどのような位置づけであったのか、どういった実践がこれまでされていたのか、というふりかえりをしつつ、それがこれからの教育…

書籍ご紹介:『教育委員会が本気出したらスゴかった。」

大変遅ればせながら、ようやく佐藤明彦『教育委員会が本気出したらスゴかった。 』を読みました。熊本市の教育委員会と学校で、2020年2月末から6月くらいまでの一斉休校の間(というか、その少し前から準備や判断は始まっていたわけですが)どのような施策が…

書籍ご紹介:『問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術』

安斎勇樹 先生の『問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術』を読みました。安斎先生は、株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEOであり、東京大学大学院 情報学環 特任助教です。MIMIGURIさんの仕事は、研究と実践をぐるぐるとスパイラルしていてすごい…

書籍ご紹介:『コンヴィヴィアリティのための道具』

この夏もたくさんの学校で研修講師をさせていただきました。学校でのICT活用について研修するときには、緒方壽人さんの著書『コンヴィヴィアル・テクノロジー』で紹介されていた、イヴァン・イリイチの「道具にある2つの分水嶺」の話をしています。ICTを活用…

2022年春学期 早稲田大学 人間科学学術院での非常勤講師が終わりました

2022年春学期、早稲田大学 人間科学学術院の非常勤講師として、「専門ゼミ 教育システム開発論」を担当させていただいていましたが、7月21日に全15回が終了しました。 このゼミは、埼玉県戸田市や大阪府吹田市でのセサミストリート・カリキュラムのリサーチ…

書籍ご紹介:『学校とゆるやかに伴走するということ』

石川晋 先生の『学校とゆるやかに伴走するということ』を読みました。タイトルが素晴らしいな、と思っています。僕は学校の先生ではないけれど、「学校とゆるやかに伴走」するように、先生方や学校のお手伝いをしていきたいな、と思っています。全編を通して…

書籍ご紹介:『嫌いな教科を好きになる方法、教えてください!』

河出書房新社 編『嫌いな教科を好きになる方法、教えてください!』を読みました。「14歳の世渡り術」というシリーズの1冊で、国語、数学、理科、社会、英語、実技のそれぞれに、各界で活躍する豪華執筆陣が文章を寄せている形式の本です。いずれの原稿も楽…

書籍ご紹介:『「データの活用」の授業 小中高の体系的指導で育てる統計的問題解決力』

お茶の水女子大学附属学校園連携研究算数・数学部会 編著『「データの活用」の授業 小中高の体系的指導で育てる統計的問題解決力』を読みました。データの活用については、ICTを活用してたくさん試行錯誤をしながら身につけてほしい能力です。興味深かった部…

書籍ご紹介:『ロイロノートのICT “超かんたん”スキル』

先日の192Cafe公開イベント#4の会場で、日本女子大学附属豊明小学校の田中栄太郎 先生から共著書である『ロイロノートのICT “超かんたん”スキル』をいただきました*1。ロイロ認定ティーチャーの先生方がさまざまな授業事例を紹介している本で、イベントや講…

書籍ご紹介:『算数教科書のわかる教え方 1・2年』

香里ヌヴェール学院小学校の樋口万太郎 先生から、著書『算数教科書のわかる教え方 1・2年』をお送りいただきました。学習者端末と算数の教科書を具体的にどう使うのかを知ることができる本です。興味深かったところをメモして共有します。学習者端末 活用事…

書籍ご紹介:『水曜日は働かない』

宇野常寛さんの『水曜日は働かない』を読みました。タイトルは「水曜日が休みになると1年365日がすべて休日に隣接する」、という宇野さんによる天才的な発見に由来するものですが、その他にもいろいろなことを考えさせられるエッセイ集です。水曜日は働かな…

書籍ご紹介:『アメリカン・ベースボール革命 データ・テクノロジーが野球の常識を変える』

ベン・リンドバーグ、トラビス・ソーチック『アメリカン・ベースボール革命 データ・テクノロジーが野球の常識を変える』を読みました。ちょっと息抜きのつもりで読み始めたのですが、ものすごく興味深いことが書かれていて、おもしろかったです。アメリカン…

書籍ご紹介:『デジタル・シティズンシップ+ やってみよう!創ろう!善きデジタル市民への学び』

坂本旬 先生、豊福晋平 先生、今度珠美 先生、林一真 先生、平井聡一郎 先生、芳賀高洋 先生、阿部和広 先生、我妻潤子 さん、たきりょうこさんの『デジタル・シティズンシップ+ やってみよう!創ろう!善きデジタル市民への学び』を読みました。デジタル・…

書籍ご紹介:『読書会の教室 本がつなげる新たな出会い 参加・開催・運営の方法』

竹田信弥さん+田中佳祐さんの『読書会の教室 本がつなげる新たな出会い 参加・開催・運営の方法』を読みました。表紙に大きく書かれていたタイトル「読書会の教室」だけを見て、「読書会を教室でどう行うか」についての本かと思って手に取ったのですが、「…

書籍ご紹介:『学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか』

広田照幸 先生の『学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか』を読みました。僕は、学校は公教育システムにおいてとても大切な機関であると思っています。だから、「学校は時代遅れ」「学校はオワコン」などという言葉をメディアなどで目にするといつも、「いやいや、…

書籍ご紹介:『計算論的思考ってなに? コンピュータサイエンティストのように考える』

公立はこだて未来大学で行ってきた「計算論的思考(computational thinking)」に関する教育の試みをもとに構成された、中島秀之 先生と平田圭二 先生 編著『計算論的思考ってなに? コンピュータサイエンティストのように考える』を読みました。計算論的思…

書籍ご紹介:『指導と評価を一体化する 小学校国語 実践事例集』

僕は、小学校と中学校で配備された一人1台の情報端末を活用することで、文章を書いたり、書いた文章を推敲したり、クラス内で書いたものを読み合ったり、国語の授業のなかで、いろいろな言語活動をエンパワーできるのではないかと思っています。 一方で、そ…

『GIGA完全対応 学校アップデート+(プラス)』読書感想文大会

東北大学の堀田龍也 先生と東北学院大学の稲垣忠 先生と宮城教育大学の安藤明伸 先生とご一緒させていただき、弊社フューチャーインスティテュートの為田と佐藤が執筆した書籍『GIGA完全対応 学校アップデート+(プラス)』が2022年5月30日に発売されました…

書籍ご紹介:『ジェネレーター 学びと活動の生成』

一般社団法人みつかる+わかる代表理事の市川力 先生と慶應義塾大学総合政策学部教授の井庭崇 先生の共著『ジェネレーター 学びと活動の生成』を読みました。市川先生も井庭先生も、学びの現場でたくさんの子どもたち・学生たちとともに学び、何かを作り出す…

書籍ご紹介:『アメリカ音楽の新しい地図』

NHKで放送していた「星野源のおんがくこうろん」でトシ解説員をされていた、大和田俊之 先生の『アメリカ音楽の新しい地図』を読みました。アメリカ音楽の新しい地図 (単行本)作者:大和田 俊之筑摩書房Amazon 目次を見ると、テイラー・スウィフト、ブルーノ…

オンラインセミナー「ICT利活用がうまく行っている事例に学ぶ 『学校のデジタル化は何のため?』」 レポート(2022年6月10日)

2022年6月10日に、オンラインセミナー「ICT利活用がうまく行っている事例に学ぶ――『学校のデジタル化は何のため?』」に登壇しました。 このセミナーは、3月に発売した書籍『学校のデジタル化は何のため?』で書いた、教育ICT利活用の目的9類型を紹介し、「…

書籍ご紹介:『すべてはノートからはじまる あなたの人生をひらく記録術』

倉下忠憲さんの『すべてはノートからはじまる あなたの人生をひらく記録術』を読みました。小中学生が持つようになった一人1台の情報端末を、ノートのように使いこなせるようになる学びの様子を僕は一つのモデルとして頭に思い描いています。だからこそ、「…

教材で使えるかも:NHK土曜ドラマ『17才の帝国』

NHK総合で土曜日午後10時から放送されているドラマ『17才の帝国』をとても楽しく、いろいろと考えさせられながら見ています。 舞台は202X年の日本。G7からも転落していて、「サンセット・ジャパン」と揶揄されている。そんななか、独立特別行政特区UA(ウー…

書籍ご紹介:『教師のための「支え方」の技術』

京都教育大学附属桃山小学校の若松俊介先生から、著書『教師のための「支え方」の技術』をお送りいただきました。ありがとうございます。いままで参観させていただいてきた、教室での若松先生と子どもたちとのやりとりが思い浮かぶような本でした。教師のた…

【先生方とシェアしたい!】『GIGA完全対応 学校アップデート+(プラス)』読書感想文大会(6月19日まで!)

東北大学の堀田龍也 先生、東北学院大学の稲垣忠 先生、宮城教育大学の安藤明伸 先生と、弊社フューチャーインスティテュートの佐藤と為田がご一緒させていただいた『GIGA完全対応 学校アップデート+(プラス)』が本日5月30日に発売となりました。GIGA完全…

書籍ご紹介:『今こそ学ぼう 地理の基本』

小学校から高校までの間、授業中に地図帳をペラペラとめくるのが好きだった自分としては、一人1台の情報端末が配備されてデジタル地図であちこち見たりするのは楽しそうだな、と思っています。実際、子どもたちにデジタル地図を教えてあげると、想像もつかな…

書籍ご紹介:『国語の未来は「本づくり」 子どもの主体性と社会性を大切にする授業とは?』

子どもたちが一人1台の端末を持って、授業支援ツールを使える授業をしているうちに、だんだんとこちらから課題を出してそれに答えてもらう、という活動だけでなく、子どもたちが自分で好きな話を書いてもらって、本を作る活動をしてみたいなと思うようになっ…

EdTechZineオンラインセミナー「なぜ学校のデジタル化が重要なのか? ICT利活用を推進する9の目的」講演レポート(2022年5月21日)

2022年5月21日、EdTechZineオンラインセミナーに登壇させていただきました。テーマは、「なぜ学校のデジタル化が重要なのか? ICT利活用を推進する9の目的」でした。 全体で60分のオンラインセミナーで、前半30分が講演、後半30分が質疑応答、という構成でし…