教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

すごいおもしろい、「みんなでつくる3500万曲ビルボード」(見逃したけど…)

もう終わってしまったのですが、Google Playがやっていた、「みんなでつくる3500万曲ビルボード」。行こうと思っていたのに、忙しくしている間に、終わってしまった…。10月24日で終了。でも、投票された曲を見ることはできます。 music2015.withgoogle.com …

「すごい地理教育トーク」 レポート #3 (2015年10月16日)

10月16日(金)に、「すごい地理教育トーク」というイベントに参加してきました。前回の続きです。 プログラムの最後は、パネルディスカッションでした。まずはみなさんの自己紹介から。 ESRIジャパン 星田さん 広島文教女子大学附属高校 河合先生 明法中学…

Yahoo!ニュースの特集を授業に使えないか?

Yahoo!ニュースで、マイナンバーについての特集がアップされていました。 news.yahoo.co.jp 僕はこのサイトを見て、学校の総合学習の時間、あるいは合教科型の授業で使えないかな、と思いました。その理由は2つあります。 ページに動画が埋め込まれているの…

「すごい地理教育トーク」レポート #2(2015年10月16日)

10月16日(金)に、「すごい地理教育トーク」というイベントに参加してきました。前回の続きです。次に、「日本国内の最新事例について すごい地理教育とは何か?」というテーマで、青山学院大学 古橋大地 教授が講演されました。 古橋先生は、「普段、地図…

デジタル地図のおもしろさ~合教科試験を作る時にも役立ちそう

「すごい地理教育トーク」のまとめをやっているところなのですが、Togetterでこないだ見たテーマとも微妙にリンクしてきていて、おもしろいなと思っています。 togetter.com おもしろいと思ったポイントは2つ。 実際に現地に行かずとも、地図を見て、ストリ…

「すごい地理教育トーク」レポート #1(2015年10月16日)

10月16日(金)に、「すごい地理教育トーク」というイベントに参加してきました。このイベントは、ESRIジャパン、青山学院大学、NPO法人 伊能社中でのコラボ企画でした。 地理教育というものにはまったく疎いのですが、実はICTを活用した授業事例として、先…

教材に使えるかも?:帯文データベース

帯文データベースなんてあるのですね。本を買ったときに帯が巻いてあることもありますが、なかなかとっておきません。途中で切れてしまうこともあるし。こうしてテキストに残っていると意外と便利かもしれません。 帯文データベース 総合学習の時間や情報の…

成功の鍵=Gritを測る12問

非認知スキルについて考える 週刊東洋経済 10/24号の特集についてのエントリーの中で触れた、非認知スキルですが、非認知スキルの指標の一つであるGritについて2015年1月12日にエントリーを書いたのですが、いい機会なので再エントリーしたいと思います。 bl…

「【先生のみ対象アンケート】小学生の“漢字を書く練習”、タブレットでするのに賛成?反対?」結果発表

10月2日~10月18日まで、本ブログにて「【先生のみ対象アンケート】小学生の“漢字を書く練習”、タブレットでするのに賛成?反対?」を実施しました。多くの先生方にご協力をいただきまして、本当にありがとうございました。 blog.ict-in-education.jp 回答数…

ICT×美術教育 #07: 生徒の作品をデジタル化し、過去生徒の参考事例提示利用および個々人のポートフォリオとしてチェック

フューチャーインスティテュートの前田です。美大卒の教育コンサルタントです。この連載では、ICTを使ってこんな授業ができるのではないかというアイデアを紹介していきます。 今回は、美術で生徒が制作した作品を、ICTを使ってデジタル化して、作品をアーカ…

【メディア掲載】ICT教育ニュースで「京都教育大桃山小の情報活用能力」が取り上げられました

ICT教育ニュースに取り上げていただきました。ありがとうございます。 ict-enews.net 今回取り上げていただいたのは、「京都教育大桃山小の情報活用能力」のレポート記事(全6回)です。ICTを教室に導入してどんな授業ができるのだろう?という一つの授業例…

週刊東洋経済 10/24号 「教育」の経済学を読んで ~ 非認知スキルは学校で上げましょう!

週刊東洋経済 10/24号の特集が「教育」の経済学です。表紙には、「その子育て、間違っていませんか?」「科学でここまでわかった!悪い教育 良い教育」「子どもの生涯年収を決める「非認知スキル」の高め方」と刺激的な文言が。週刊東洋経済 2015年10/24号 […

模擬選挙を学校でやるなら、ICTを最大活用で!

NHKニュースで「大阪府知事選と市長選を教材に模擬選挙へ」というニュースが出ていました。「模擬選挙」という言葉は、いろいろなスタイルの授業が含まれていて、候補者の政策を比較検討して投票するというものもあれば、本物の投票用紙と投票箱を使う、とい…

新聞記事をどう(教育)コンテンツ化するか?

朝日新聞が「天声人語」×萌えキャラの公式アプリ 先日、朝日新聞が「天声人語」を萌えキャラが読み上げる公式アプリ「聞かせて天声人語」をリリース、というニュースが出ました。どんなものだろうと思って、インストールしてやってみました。ストーリーとシ…

教材になるかも?:「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」で描かれた未来と現在

「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」で描かれた未来と現在 今日は、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」(1989年公開)で描かれた2015年10月21日。ネット上ではかなり「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に触れた記事も見ました。そのなかで、1989年公…

京都教育大学附属桃山小学校訪問レポートまとめ(2015年10月7日)

10月7日に、京都教育大学附属桃山小学校を訪問しました。「全教科で実践する情報活用能力を研究しておられます。PCなしでも実践できる授業です」とご紹介をいただいて、木村明憲先生の担当されている4年生の授業を見学させていただきました。3時間目の算数、…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #6(2015年10月7日)

実況中継:6時間目 社会(小学校4年生) 社会の授業も、発表の準備をする時間でした。授業の最初に、発表の際の構成を先生が紹介してくれます。ここでもパワーチェックカードにしたがって、さまざまな手法で伝える工夫がされていて、ペープサートや紙芝居な…

「武雄市反転授業実施大幅ダウン」「佐賀県立高校がスクーを導入」、どちらも目的と現状をしっかりオープンにしてほしい

武雄市「4~7月、反転授業実施大幅ダウン」(佐賀新聞 2015年10月19日) 10月19日付の佐賀新聞で「4~7月、反転授業実施大幅ダウン」という記事が配信されました。 www.saga-s.co.jp 佐賀新聞なので、佐賀県立高校の方かと思ったら、武雄市のスマイル学習の…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #5(2015年10月7日)

スピーチの時間 5時間目と6時間目の間に、日直さんによるスピーチが行われました。本来は朝やるものだということですが、この日は運動会の練習があったため、イレギュラーに午後に行われました。おかげで僕は見ることができてラッキーでした。 形式は、実物…

ICT×美術教育 #06: 本物と自分の模写作品の両方を撮影し、同一画面上で見え方を比較する

フューチャーインスティテュートの前田です。美大卒の教育コンサルタントです。この連載では、ICTを使ってこんな授業ができるのではないかというアイデアを紹介していきます。 今回は、美術で模写をする際に、ICTを使うことで、模写元の原画と自分の模写作品…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #4(2015年10月7日)

実況中継:5時間目 国語(小学校4年生) 国語の時間のテーマは、「伝える工夫」でした。どうやったら伝わりやすいだろうか?と質問をし、算数の時間と同様に、挙手してどんどん意見を挙げてもらいます。木村先生はどんどん出てきた意見をホワイトボードに書…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #3(2015年10月7日)

「勉強の仕方を勉強する」「わかり方をわかる」ようにする授業 木村先生に、「児童にルーブリックも全部考えてもらうのがすごいと思いました」と言うと、「ルーブリックを考えることで、先生も児童もプロセスを認識させられるのでいい」というお返事が返って…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #2(2015年10月7日)

実況中継:3時間目 算数(小学校4年生) 木村先生の授業を、3時間目の算数の時間から見学させていただきました。まず驚いたのは、児童が自分たちで授業を進行していくことでした。授業は「前の時間は、何をしましたか?」という日直の児童の発問から始まりま…

第62回 DiTT勉強会 発言要旨がアップされました

9月17日に講師として登壇させていただきました、デジタル教科書教材協議会(DiTT)勉強会での発言要旨が、DiTTのサイトに掲載されましたので、お知らせします。僕だけでなく、3人の講師の発言要旨を読むことができます。 ditt.jp 興味を持っていただけたなら…

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #1(2015年10月7日)

10月7日に、京都教育大学附属桃山小学校を訪問しました。きっかけは、島根県出雲市檜山小学校 足立賢治校長(島根県メディア教育研究会会長)から、木村明憲先生を、「全教科で実践する情報活用能力を研究しておられます。PCなしでも実践できる授業です」と…

子どもの勉強方法が変わる 「教育ビッグデータ」

FNNの10月13日放送のニュースで、教育ビッグデータが取り上げられていました。 headlines.yahoo.co.jp 漢字ドリルにQRコードがついていて、テスト終了後にスキャナにかけて、そのデータが岡山大学・寺澤孝文教授の研究室に届くというものです。 正解したかを…

フィンランドは小学校で手書きよりキーボードを選ぶ~日本はどうかな?(アンケートやってます)

本ブログで実施している「【先生のみ対象アンケート協力のお願い】小学生の“漢字を書く練習”、タブレットでするのに賛成?反対? - 教育ICTリサーチ ブログ」に関連して、コメント欄で「フィンランドでは小学校から子どもに手で文字を書く練習をさせなくなっ…

教材に使えるかも?:Test Your Awareness

「Test Your Awareness: Do The Test」という動画があります。同じ動画を見ていても、何に注目するかによって見えるものが違う、というのを体験できて、非常に好きなコンテンツです。 簡単な英語なので、大丈夫だと思いますが、「白チームが何本パスをするか…

ICT×美術教育 #05: テーマに沿った色の組み合わせを、ICTで試行錯誤しながら模索する

フューチャーインスティテュートの前田です。美大卒の教育コンサルタントです。この連載では、ICTを使ってこんな授業ができるのではないかというアイデアを紹介していきます。 今回は、美術で同じモチーフに対して、背景色が異なるだけで、モチーフのイメー…

月刊私塾界10月号、「学習塾白書」執筆中、私塾界リーダーズフォーラム

月刊私塾界10月号がオフィスに届きました。今回の特集1「塾長のためのソーシャルメディア入門講座」はおもしろい。 塾で勤めていた頃に、保護者さまへの連絡などは電話が基本だったけれども、ソーシャルメディアを使うようにすれば、より密にコミュニケーシ…