弊社フューチャーインスティテュートは、淑徳小学校放課後クラブ 淑徳アルファで、コンピュータを使ってさまざまな活動を行う授業「カズトロジー」を行っています。2023年度に授業で取り組んだことを紹介していきたいと思います。
2023年8月1日に、2年生のクラスで「コンピュータを使ってクイズ大会とかもできますよ」ということを伝えたくて、Quizizzをやってみました。夏休みは学期中よりも参加者が少ないので、「いつもとちょっと違うことを体験できる」ようにと思って内容を決めています。
Quizizzで「カズトロジーなぞなぞ大会」のセットを作り、4択問題を用意しました。どれくらい盛り上がってくれるかわからなかったので、問題は5問と少なめにしておきました。また、クイズだと知識量の違いでおもしろくなくなってしまう子もいるかもしれないので、なぞなぞを多めにしてみました。
みんなにQuizizzにアクセスしてもらってスタートします。操作方法は「問題が出るので、4つある答えのなかから、自分が正解だと思うボタンをクリックしてね」とだけしか説明しませんでしたが、操作にはまったく問題がありませんでした。
5問回答した後で、成績発表があります。成績が発表されると、教室は大騒ぎです。その後で、子どもたちが「もっとやりたい!」と言うので、「それじゃあ、もっとたくさん問題をみんなで作ってよ」とお願いをしました。
スクールタクトで「クイズ・なぞなぞをつくろう」と書いたワークシートを配布して、問題と4択の選択肢を書いてもらいます。僕にはどれが正解かわからない問題もたくさんあったので、正解に印をつけてもらいました。
自分で覚えているなぞなぞを書く子もいれば、自分の好きな分野のことを問うクイズを書く子もいます。淑徳小学校のコンピュータ室は図書室の中にあるので、図書室から本を借りてきて参考にしながら書いている子もいます。
こうしてみんなに作ってもらった問題のなかから、僕の方で選んでQuizizzに入力して、翌週またみんなでQuizizzでクイズ大会をしました。自分の作った問題が出題されて、「これ、知ってる!自分で作ったから!」と笑っている子もいました。
こうしてQuizizzの問題をみんなで作って、それに答える遊びなどをするなかで、「これ、勉強のときにも使えるんじゃないか」と思うような子も出てきたらいいな、と思いました。
No.2に続きます。
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(為田)