教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

ひとり読書会

ひとり読書会:『新しい教育評価入門 人を育てる評価のために [増補版]』 No.6 「第6章 学校経営と評価 学校の教育活動をどう評価すればよいのか」

西岡加名恵 先生・石井英真 先生・田中耕治 先生 編『新しい教育評価入門 人を育てる評価のために [増補版]』を読みました。今回は、「第6章 学校経営と評価 学校の教育活動をどう評価すればよいのか」の読書メモを共有したいと思います。新しい教育評価入…

ひとり読書会:『新しい教育評価入門 人を育てる評価のために [増補版]』 No.5 「第5章 教育実践の改善 評価を指導にどう活かせばよいのか」

西岡加名恵 先生・石井英真 先生・田中耕治 先生 編『新しい教育評価入門 人を育てる評価のために [増補版]』を読みました。今回は、「第5章 教育実践の改善 評価を指導にどう活かせばよいのか」の読書メモを共有したいと思います。新しい教育評価入門〔増…

ひとり読書会:『新しい教育評価入門 人を育てる評価のために [増補版]』 No.4 「第3章 教育目標と評価 何を目標とすればよいのか」

西岡加名恵 先生・石井英真 先生・田中耕治 先生 編『新しい教育評価入門 人を育てる評価のために [増補版]』を読みました。今回は、「第3章 教育目標と評価 何を目標とすればよいのか」の読書メモを共有したいと思います。新しい教育評価入門〔増補版〕: …

ひとり読書会:『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』

マシュー・サイドの『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』を読みました。最近、自分で授業を設計するときに、「失敗するのをものともしないマインドをもってもらいたい」とか「失敗から学んで次に繋げる体験をしてもらいたい」ということを…

ひとり読書会:『叱らない時代の指導術 主体性を伸ばすスポーツ現場の実践』

島沢優子さんの『叱らない時代の指導術 主体性を伸ばすスポーツ現場の実践』を読みました。第一線で活躍するアスリートを育てたコーチ18人の人材育成術が紹介されている本ですが、ぜひ学校の先生に読んでもらいたいと思いました。先生方と共有したいな、と思…

ひとり読書会:『新しい教育評価入門 人を育てる評価のために [増補版]』 No.3 「第2章 教育評価の機能 何のために評価情報を用いるのか」

西岡加名恵 先生・石井英真 先生・田中耕治 先生 編『新しい教育評価入門 人を育てる評価のために [増補版]』を読みました。 今回は、「第2章 教育評価の機能 何のために評価情報を用いるのか」の読書メモを共有したいと思います。第2章は本当にたくさん赤…

ひとり読書会:『新しい教育評価入門 人を育てる評価のために [増補版]』 No.2 「第1章 教育評価の立場 評価の物差しにはどんな違いがあるのか」

西岡加名恵 先生・石井英真 先生・田中耕治 先生 編『新しい教育評価入門 人を育てる評価のために [増補版]』を読みました。 今回は、「第1章 教育評価の立場 評価の物差しにはどんな違いがあるのか」の読書メモを共有したいと思います。新しい教育評価入…

ひとり読書会:『新しい教育評価入門 人を育てる評価のために [増補版]』No.1 「はじめに」「序章 教育評価とは何か」

西岡加名恵 先生・石井英真 先生・田中耕治 先生 編『新しい教育評価入門 人を育てる評価のために [増補版]』を読みました。ものすごく長い時間をかけてじっくり読んでいましたが、アンダーラインをたくさん引きながら何度か読み直して、とても勉強になり…

ひとり読書会:『ケアと編集』

医学書院で〈ケアをひらく〉シリーズを創刊した編集者、白石正明さんの『ケアと編集』を読みました。最近、「ケア」という言葉をすごくよく聞くようになったし、〈ケアをひらく〉シリーズも気になっていたし、それが「編集」とどういう関係があるのだろう、…

ひとり読書会:『書くことのメディア史 AIは人間の言語能力に何をもたらすのか』

言語学者のナオミ・S・バロン先生の著書『書くことのメディア史 AIは人間の言語能力に何をもたらすのか』を読みました。原題は「Who Wrote This? How AI and the Lure of Efficiency Threaten Human Writing(誰がこれを書いた?AIと効率の誘惑が人間の書く…

ひとり読書会:『友だち幻想 人と人の〈つながり〉を考える』

菅野仁 先生の『友だち幻想 人と人の〈つながり〉を考える』を読みました。僕はSNSを好きで使っていますが、そのなかでも人と人とのコミュニケーションや〈つながり〉が本当に難しくなってきているなと思っています。子どもたちにどんなふうにオンラインコミ…

ひとり読書会:『群れから逸れて生きるための自学自習法』

向坂くじら さんと柳原浩紀さんの共著書『群れから逸れて生きるための自学自習法』を読みました。詩人で「国語教室ことぱ舎」の代表をされている、向坂くじらさんの対談を聴いて知ったこの本のタイトルに惹かれて読みました。 共著者の柳原さんもご自身で一…

ひとり読書会:『Z世代化する社会 お客様になっていく若者たち』

舟津昌平さんの著書『Z世代化する社会 お客様になっていく若者たち』を読みました。Z世代とは、1990年代後半から2010年代前半に生まれた世代を指す言葉で、デジタルネイティブでSNSやインターネットが生活に不可欠な世代です。調べてみたら、「1996年から201…

ひとり読書会まとめ:『UDL 学びのユニバーサルデザイン クラス全員の学びを変える授業アプローチ』

トレイシー・E・ホール、アン・マイヤー、デイビッド・H・ローズ 編『UDL 学びのユニバーサルデザイン クラス全員の学びを変える授業アプローチ』を読みました。ずっとお世話になっている校長先生からお薦めいただいて読んだのですが、デジタルを活用して子…

ひとり読書会:『「学び」がわからなくなったときに読む本』

鳥羽和久 先生の編著『「学び」がわからなくなったときに読む本』を読みました。鳥羽先生が、千葉雅也さん(哲学者・作家)、矢野利裕さん(批評家・DJ・中高教諭) 、古賀及子さん(エッセイスト)、井本陽久 先生(いもいも教室主宰・数学教師)、甲斐利恵…

ひとり読書会:『UDL 学びのユニバーサルデザイン クラス全員の学びを変える授業アプローチ』 No.4 「第9章 電子機器を使わないUDL:ローテク環境での応用」「第10章 UDLを運用できる教員の養成」「訳者解説」

トレイシー・E・ホール、アン・マイヤー、デイビッド・H・ローズ 編『UDL 学びのユニバーサルデザイン クラス全員の学びを変える授業アプローチ』を読みました。ずっとお世話になっている校長先生からお薦めいただいて読んだのですが、デジタルを活用して子…

ひとり読書会:『頭 手 心 偏った能力主義への挑戦と必要不可欠な仕事の未来』

イギリスのジャーナリストであるデイヴィッド・グッドハートの著書『頭 手 心 偏った能力主義への挑戦と必要不可欠な仕事の未来』を読みました。批評家の宇野常寛さんがよくデイヴィッド・グッドハートが言う「Anywhereな人々とSomewhereな人々」について言…

ひとり読書会:『UDL 学びのユニバーサルデザイン クラス全員の学びを変える授業アプローチ』 No.3 「第7章 UDLで「歴史する」」

トレイシー・E・ホール、アン・マイヤー、デイビッド・H・ローズ 編『UDL 学びのユニバーサルデザイン クラス全員の学びを変える授業アプローチ』を読みました。ずっとお世話になっている校長先生からお薦めいただいて読んだのですが、デジタルを活用して子…

ひとり読書会:『UDL 学びのユニバーサルデザイン クラス全員の学びを変える授業アプローチ』 No.2 「第3章 読みの方略指導、UDL、デジタルテクスト:統合的アプローチの例」「第4章 書きの指導をUDLで変える」

トレイシー・E・ホール、アン・マイヤー、デイビッド・H・ローズ 編『UDL 学びのユニバーサルデザイン クラス全員の学びを変える授業アプローチ』を読みました。ずっとお世話になっている校長先生からお薦めいただいて読んだのですが、デジタルを活用して子…

ひとり読書会:『UDL 学びのユニバーサルデザイン クラス全員の学びを変える授業アプローチ』 No.1 「第1章 学びのユニバーサルデザイン(UDL) Q&A」「第2章 実践のためのツール:UDLガイドライン」

トレイシー・E・ホール、アン・マイヤー、デイビッド・H・ローズ 編『UDL 学びのユニバーサルデザイン クラス全員の学びを変える授業アプローチ』を読みました。ずっとお世話になっている校長先生からお薦めいただいて読んだのですが、デジタルを活用して子…

ひとり読書会:『スマートな悪 技術と暴力について』

戸谷洋志 先生の『スマートな悪 技術と暴力について』を読みました。タイトルにある「スマート」は、「スマートフォン」や「超スマート社会」で使われている「スマート」。学校現場で、「デジタルを活用して子どもたちの学びをアップデートしましょう」と言…

ひとり読書会:『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』

谷川嘉浩さん・朱喜哲さん・杉谷和哉さんの対話がまとめられた『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』を読みました。「ネガティヴ・ケイパビリティ」という言葉は、この本の対話者である谷川嘉浩さんの『スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険』を読ん…

ひとり読書会:『最後は言い方 これだけでチームが活きる究極のスキル』

L. デビッド・マルケ『最後は言い方 これだけでチームが活きる究極のスキル』を読みました。原題は「Leadership Is Language」で、現代の組織での仕事の仕方には赤ワークと青ワークの2つがあり、それを理解しないとチームが活きない、ということが書かれてい…

ひとり読書会 まとめ:『学力喪失 認知科学による回復への道筋』

今井むつみ 先生の『学力喪失 認知科学による回復への道筋』を読みました。とても考えさせられるテーマが多かったので、読書メモを共有したいと思います。こないだ伺った小学校の校長先生の机の上にも置いてありました。読んでらっしゃるんですね。学校現場…

ひとり読書会:『学力喪失 認知科学による回復への道筋』 No.4 「終章 生成AIの時代の子どもの学びと教育」

今井むつみ 先生の『学力喪失 認知科学による回復への道筋』を読みました。今回は、「終章 生成AIの時代の子どもの学びと教育」の読書メモを共有します。興味をもっていただけたら、ぜひ原典にあたっていただきたいです。 「終章 生成AIの時代の子どもの学び…

ひとり読書会:『学力喪失 認知科学による回復への道筋』 No.3 「第8章 記号接地を助けるプレイフル・ラーニング」

今井むつみ 先生の『学力喪失 認知科学による回復への道筋』を読みました。今回は、「第8章 記号接地を助けるプレイフル・ラーニング」の読書メモを共有します。興味をもっていただけたら、ぜひ原典にあたっていただきたいです。学力喪失 認知科学による回復…

ひとり読書会:『学力喪失 認知科学による回復への道筋』 No.2 「第7章 学校で育てなければならない力」

今井むつみ 先生の『学力喪失 認知科学による回復への道筋』を読みました。今回は、「第7章 学校で育てなければならない力」の読書メモを共有します。興味をもっていただけたら、ぜひ原典にあたっていただきたいです。学力喪失 認知科学による回復への道筋 (…

ひとり読書会:『学力喪失 認知科学による回復への道筋』 No.1

今井むつみ 先生の『学力喪失 認知科学による回復への道筋』を読みました。とても考えさせられるテーマが多かったので、読書メモを共有したいと思います。興味をもっていただけたら、ぜひ原典にあたっていただきたいです。学力喪失 認知科学による回復への道…

ひとり読書会:『言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか?』

ビオリカ・マリアン先生の『言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか?』を読みました。ビオリカ・マリアン先生は、言語、バイリンガリズム、多言語主義の研究者です。 この本では、「マルチリンガル」であることがどういう…

ひとり読書会:『「探究学習」とはいうけれど 学びの「今」に向き合う』

探究学習研究会 編著の『「探究学習」とはいうけれど 学びの「今」に向き合う』を読みました。「探究って、どういうことだろう?」とずっと思っているので、読んで勉強してみました。参考になった部分、次に読んでみたいと思うものにもたくさん出会えました…