教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

教材に使えるかも?:TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」の『耳で聴くアウシュヴィッツ見学ツアー〜荻上チキ渾身の取材報告』(2017年10月19日)

 10月19日にラジオで聴いていた、TBSラジオ荻上チキ・Session-22」の『耳で聴くアウシュヴィッツ見学ツアー〜荻上チキ渾身の取材報告』、ラジオクラウドで聴くことができます。

www.tbsradio.jp

 「アウシュヴィッツ」という名前は知っていても、なかなかそこへ足を運ぶ機会はないだろうし、そこに日本人のガイドさんがいるなんてことは、正直想像もしていませんでした。
 現地でのガイドの様子を、そのままICレコーダーで録音したものがベースになっているので、臨場感があります。どんな場所だろう?というのをラジオを聴きながら思ったので、Googleマップで検索してみたら、もちろんきちんと見られます。

 3Dにして見ることができます。
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 ストリートビューにして見ることもできます。この線路の意味とかも、情報を知って見ると、いろいろと考えさせられます。
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 音声による情報、ヴィジュアルの情報、両方を見ることができ、理解を深めることができるかもしれません。ラジオ番組をそのまま授業中に聴くことは難しいですが、例えば、タイムコードを指定して、「10分~25分のところまでを聴いてきて、教室でディスカッションをします」というような反転授業も可能かもしれません。そもそも、上のGoogleマップのリンクを共有しておけば、ビジュアル的なイメージも提供することができます。
 人類の負の遺産と言ってもいい場所だと思いますが、さまざまなことを考える機会にももちろんなります。

新訂増補版 アウシュヴィッツ博物館案内

新訂増補版 アウシュヴィッツ博物館案内


(為田)

【イベント情報】 近未来教育フォーラム2017 “Augmented Human -人間拡張への序曲-”(2017年11月16日)

 毎年参加させていただいている、近未来教育フォーラム。今年は11月16日に『近未来教育フォーラム2017 Augmented Human -人間拡張への序曲-』と題して開催されます。
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www.youtube.com

基調講演には、自在化技術、身体情報学の研究者であり、光学迷彩、触覚拡張装置、動体視力増強装置などの開発で知られる稲見昌彦氏をお迎えします。
本フォーラムのテーマ「Augmented Human -人間拡張への序曲-」について考えます。
続くセッションでは、「テクノロジー」「コラボレーション」「アカデミー」の3つのトラックで、分身ロボットアーティストの吉藤オリィ氏、知財戦略の第一人者である鮫島正洋弁護士、公益財団法人大学基準協会事務局長の工藤潤氏をはじめ産学の有識者を迎え、ご講演いただきます。
また、デジタルハリウッドの教員や最先端の実務家とともに、デジタルハリウッドが各教育事業で取り組む教育手法やカリキュラム、構想についてもご報告いたします。

 基調講演に登壇される、稲見先生は、超人スポーツなどについての話もしてくださるのかな、と。「コンピュータもインターネットもアップデートされたけど、人間はまだアップデートされていないのでは?」という視点から、今回のテーマ「Augmented Human」となっているそうです。

 「近未来」と銘打っているこのフォーラムでは、数年後に大きく広がるかもしれない社会の変化を知ることができると思います。数年後に表れる変化の兆しを知っていることは、学校での児童生徒への進路決定やキャリア教育などの情報提供にも大きく役立つのではないかと思います。
 学校の先生方とも、会場で何人かお会いすることもあり、関心をもって見られているのだな、と感じます。
www.dhw.co.jp


◆ ◆ ◆

 毎年、この近未来教育フォーラムには、非常に刺激を受けていて、レポートを書いているのでした。昨年、一昨年のレポートを参考にリンクしておきます。
blog.ict-in-education.jp
blog.ict-in-education.jp
blog.ict-in-education.jp
blog.ict-in-education.jp


 今年度も楽しみに、参加したいと思います。
www.dhw.co.jp

(為田)

戸田市教育委員会 21世紀型スキル育成アドバイザーとなりました

 戸田市教育委員会で21世紀型スキル育成アドバイザーを務めさせていただくことになりました。

 10月13日に、戸田市教育委員会で戸ヶ崎教育長とミーティングをさせていただきました。ミーティングに先立ちまして、「21世紀型スキル育成アドバイザー」の委嘱式をしていただきました。戸ヶ崎教育長から、「本市で3人しかいません」とプレッシャーをかけていただきました。
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 さまざまなチャレンジを教育委員会一丸となって進めていっている戸田市では、4月に校長先生が参加するカリキュラム・マネジメント研修会で講師をさせていただきました。
blog.ict-in-education.jp

 この夏休みには、市内の小学校・中学校の先生方向けに校内研修の講師もさせていただきました。
blog.ict-in-education.jp

 戸田市の「教育を変えていく試み」に参画させていただけることは、本当にありがたいことです。精一杯務めさせていただきます。

(為田)

教材に使えるかも?: 衆議院選挙に向けて~ポリタス&SCHOOL OF LOCKのハラケン先生

 衆議院選挙が10月22日に行われますが、問題を読み解くために、視点や論点を提供してくれるポリタスが好きで、よく読んでいます。Webだからこそ伝えられる情報もあるかと思います。
 選挙は、生きた教材として用いることができるのか。このあたり、先生方のご意見を伺いたいところです。さまざまな情報にふれて、自分で判断をして、投票行動をするということについて考える機会にもなればいいと思っています。
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 先日、主権者教育を日本全国に拡げていっていて、総務省"主権者教育アドバイザー"も務められている、NPO法人YouthCreate代表理事の原田謙介さんが、若者が多く聴いている(であろう)ラジオ番組、SCHOOL OF LOCKに出ていた様子が文字起こしをされていました。こうした記録が読めるのもネットのいいところだと思います。
www.tfm.co.jp

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 「政治なんて関係ない」「難しくてわかんない」という人も多いと思います。18歳選挙権が実現されても、こうした「関係ない」「わかんない」という層が多ければ、結果としてはあまり変わらないということになります。そうした人たちに、「選挙へ行こう」とメッセージを届けられるのは、こうしたエンターテイメント性のあるコンテンツなのかもしれないな、と思いました。

(為田)

【イベント情報】 教育ICTカンファレンス2017(2017年10月30日)

  教育ICTカンファレンス2017が、2017年10月30日(月)に、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター 2F・ソラシティホールにて開催されます。
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今回のテーマは、ロボット・プログラミング教育の現状と今後、それから人工知能(AI)やICTを活用し、いかにやる気を引き出し継続させるか、プログラミング教育は果たして本当に未来の経営の一手になるのか? というテーマでお送りしてまいります。
また、注目を集めるロボット・プログラミング教育の現状と今後の展望をはじめ、人工知能(AI)やICTを活用し、いかにやる気を引き出し継続させるか、について掘り下げ、これから迎える高大接続改革、新学習指導要領の改訂に向け、新たな民間教育サービスのあり方について議論を深めてまいります。

 為田は、第4部のパネルディスカッション「どこに向かう? プログラミング教育の未来 〜実践者による討論会〜」に、モデレーターとして登壇させていただきます。

第4部 14:20~15:30

【パネルディスカッション】どこに向かう? プログラミング教育の未来 〜実践者による討論会〜
◆パネリスト
 総務省 情報流通行政局 情報活用支援室 本橋 充成 氏
 株式会社情報通信総合研究所 ICT創造研究部 特別研究員 平井 聡一郎 氏
 株式会社学研エデュケーショナル ロボット講座企画開発リーダー 野口 祐希 氏
 株式会社アーテック 法人営業部 次長 梶原 邦夫 氏
 国際科学教育協会 代表理事 北原 達正 氏
 ロボ団(夢見る株式会社) 代表 重見 彰則 氏
◆モデレーター
 フューチャーインスティテュート株式会社 代表取締役 為田 裕行 氏

ロボット・プログラミング教育を普及・推進する官の立場、公教育で実践を重ねるエバンジェリスト、そして、全国各地にロボット・プログラミング教室を急速展開させる民間各社を一堂に会し、ロボット・プログラミング教育の先進的な取り組みをはじめ、2020年に向けて今後の展開はどうなるか、そして2020年以降にそれぞれの立場で取り組めることはなにかを討議していただきます。

 パネリストの皆様は、政策を担っている方や実践を積み重ねている方。1時間10分で聴きたいことがすべて聴けるだろうか、と今からドキドキしています。

 興味のある方は、ぜひご参加いただければと思います。お申込みは、下記のサイトからどうぞ。
www.shijyukukai.jp

(為田)

「国語科教育とICT」出版プロジェクトのためのアンケート

 「国語科教育とICT」出版プロジェクトのためのアンケートが実施されています。
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以下のメンバーで国語科教育とICTに関する本を出そうと考えています。

飯島崇史(明星中・高) 犬飼龍馬(立命館守山) 斎藤祐(中大杉並) 澤田英輔(筑波大学附属駒場) 品田健(聖徳中・高) 豊福晋平(国際大) 野中潤(都留文大) 日向良和(都留文大) 二田貴広(奈良女子大附属中高) 渡辺光輝お茶の水女子大学附属中)

今まさに進行しつつある教育現場の変化は、これからの数年でさらにスピードを上げ、教育ICTの現場への導入が急激に進むでしょう。そういう変化に遭遇する現場の先生方に、一足早く変化の波に巻き込まれたメンバーが、国語教育がどのようにICTに向き合うべきかを考える手がかりを届けるための出版プロジェクトです。

 直接お世話になっている先生方、授業や活動を拝見して「すばらしいな」といつも思わされる先生方、オンライン/オフラインでの発信を目にして勉強させていただいている先生方が多く名を連ねているこの出版プロジェクトを応援したく、勝手に拡散する次第です。

 僕は、国語科教育については、ICTとの組み合わせによって、「書き方」も大きく変わると思っています。ICTが教育現場に普及して、一刻も早く変わってほしいと強く願う分野のひとつです。また、国語科×ICTというこの本に関連するプロジェクトに関わっていたりすることもあり、非常に興味深くこのプロジェクトを見守っていきたいと思っています。はやく出版されるといいなあ…本当に楽しみです。

 ということで、お知り合いの先生方にも、ぜひ拡散をしていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

docs.google.com

(為田)

NBC長崎放送「講師役はあのキャラクター 夢を実現するための授業」(2017年10月11日)

為田が参加しているセサミストリート日本事務局が展開している、「夢をえがき、計画をたて、行動する:みんなで考えるファイナンシャル・エンパワーメント」についてのエントリーです。

 2017年10月11日に、長崎市立福田小学校にて、セサミストリート・ティーチャーとして「夢をえがき、計画をたて、行動する:みんなで考えるファイナンシャル・エンパワーメント」の授業をしてきました。
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 その様子を、NBC長崎放送が取材した動画をYouTubeで見ることができます。
www.youtube.com

 福田小学校は、学校全体としても「夢や願いを叶える福田小」という目標を持っている学校です。校内には、児童会の今年度のテーマとしても「夢や願いを叶えるために目標をたてて実行しよう」ということが掲げられていました。
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 こうしたテーマが、今回のワークショップとあっていたこともあり、子どもたちは夢ややりたいことについても、しっかりワークシートに書くことができていました。放送のなかでは、夢を実現するために「勉強する」みたいなことを書いているシーンが使われていますが、実際には、「料理人になる」→「お母さんの料理しているところを見る」とか、「マラソン選手になる」→「お父さんの走り方を見る」など、具体的なところまで計画や行動として考えることができていました。

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 この日に使った教材は、YouTubeのセサミのチャンネルで公開しています。また、公式サイトの方でも、カリキュラムについて知っていただくことができます。

 学校で実施してみたいという先生がいらっしゃいましたら、ぜひお話をさせていただければと思います。小学校1年生~3年生をメインの対象に、キャリア教育や金銭教育の初歩のところを教えられるカリキュラムになっています。

(為田)