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教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

東京都立石神井特別支援学校 クリエイタブルズでの作品ギャラリー

クリエイタブルズ 教育ICT利用の目的 目的-1. 興味喚起 目的-2. モチベーション喚起 目的-6. 教材拡充 目的-8. 家庭との情報共有 目的-9. 学習環境拡充

為田がスクール・アクティベーションの役割を担っている、子どもSNS「Creatubbles(クリエイタブルズ)」についてのエントリーです。

 子どもたちの作品をインターネット上にアップロードし、安全に交流を行うことができるSNS「Creatubbles(クリエイタブルズ)」は、多くの先生方に活用されています。東京都立石神井特別支援学校の海老沢穣先生が、年度末を迎え、1年を通じて生徒が作ってきた作品を、クリエイタブルズでギャラリーとしてまとめてくださいました。
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 こうしてギャラリーで一覧された作品を見られるといいと思います。また、作品には世界中からバブル(Facebookでの「いいね!」に相当します)をもらうことができています。

 また、クリエイタブルズでは動画をアップロードすることもできますので、中学部2年生の生徒たちが作った、3年生向けの動画もアップロードされているので、ぜひご覧いんただければと思います。
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 海老沢先生に、こうしてギャラリーを作ってみた意図と感想を伺ってみました。

今年度最後の美術の授業で、今まで作ってきた自分たちの作品を写真に撮り、ギャラリーにアップするという活動に取り組みました。この活動を通して、今までより能動的な学習のまとめができたのではと思っています。いろいろな国からバブルをもらえることを生徒が楽しみにしていて、後日iPadで自分の作品にバブルがもらえたことを確認するととても嬉しそうでした。クリエイタブルズは、作品の写真だけでなく、アニメーションなどの動画作品もアップできるところも魅力ですね。

 新年度が始まり、今度は学校間でギャラリーを共有して、バブルやコメントをつけあったり、SNSのコミュニケーションがとれるような授業ができるように、サポートをしていきたいと思っています。
 全員がiPadをもっていなくても、クラスで1台でもできます。通常のノートPC+デジタルカメラでも、アップロードをすることができます。興味がある学校の先生方、お気軽にコンタクトしていただければと思います。

 海老沢先生、ありがとうございました。

(為田)

丹波市立柏原中学校 授業レポート (2017年2月27日)

セサミストリート 授業レポート 教育ICT利用の目的 目的-1. 興味喚起 目的-6. 教材拡充 YouTube

為田が参加しているセサミストリート日本事務局が展開している、「夢をえがき、計画をたて、行動する:みんなで考えるファイナンシャル・エンパワーメント」についてのエントリーです。

 2月27日に兵庫県 丹波市立柏原中学校において、セサミストリートの「夢をもち、計画をたて、行動する:みんなで考えるファイナンシャル・エンパワーメント」を用いたキャリア教育の授業(中学校3年生)を見学させていただきました。担当をされたのは、髙松昭彦先生です。
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 最初に髙松先生は、今回授業中に生徒たちに見せるコンテンツ「夢をもち、計画をたて、行動する」のタイトルからキーワードを抜き、生徒たちに「○○をもち、○○をたて、○○する」にワークシートで言葉を入れてもらうところから始めました。配布したワークシートに生徒たちが書き込んだ答えを実物投影機で共有し、髙松先生が授業をファシリテートしていきます。
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 生徒たちが、それぞれに考えたキーワードを発表した後、「今日考えるのは、 “夢をもち、計画をたて、行動する”です。では、 “夢をもち、計画をたて、行動する”ためには、何が必要だと思う?」と生徒に問いかけます。そして、「お金・経済のことを考えること。夢を実現するためには、お金や経済についての知識が必要でしょう?」と続けます。ワークシートに、生徒たちは「何のためにお金があるのでしょうか?」「あなたは何にお金を使いたいですか?」という問いに向き合い、ワークシートに答えを書き込んでいきます。

 ここで、中学生たちに、「夢をえがき、計画をたて、行動する:みんなで考えるファイナンシャル・エンパワーメント」のビデオ教材を見てもらいました。
www.youtube.com


 「夢をもち、計画をたて、行動する:みんなで考えるファイナンシャル・エンパワーメント」の教材ビデオを教室でみんなで見た後に、「お金でできること」「お金でしかできないこと」についてみんなで考えました。
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 小学校低学年の授業で使うことを想定して作られているビデオですが、髙松先生の授業で、1年間かけてキャリア教育を学んできた生徒たちは、「こういうビデオを見ることで、小学生だったらどんなふうに思うだろう」という視点も持つことができるのではないかと思いました。中学生や高校生たちと一緒に、「どうやって子どもたちにファイナンシャル・エンパワーメントを身につけさせることができるのだろうか?」と教材や授業を一緒に考える、というような試みも今後していけたらいいなと思いました。

 こうした機会をいただけました、丹波市立柏原中学校・髙松先生、本当にありがとうございました。

(為田)

JAET「教育の情報化」実践セミナー 2017 in 仙台のまとめPVを見て考えたこと

教育ICT

 3月19日(日)に参加した、JAET「教育の情報化」実践セミナー 2017 in 仙台 をトゥギャりました、というエントリーを書きました。
 会場にいらっしゃった方々が150名くらいかな、とざっと見て思っていました。それ以外の、仙台に来られない方にも見ていただきたいな、と思って書いたTwitterでしたが、まとめ記事がどれくらい読まれたか、サイトで確認してみました。

 Part1, Part2, Part3の3つに分けたのですが、順に、871PV、319PV、269PVとなっています(2017年3月26日AM10:11現在)。
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 3つのパートをすべて読んでくれている人は、300人前後くらいかな、という感じでしょうか。会場と合わせて500人弱…。
togetter.com

 とってもいいセミナーだったので、もっともっと読んでほしいな…と思いつつ、ではどれくらいが適正規模というか、目指すべき数字なのだろう?というのもわからないな、と思いました。
 全国の、教育の情報化の推進に関わっている現場の先生方に読んでほしい、と思ったときに、では母数はどれくらいだろうか…。日本の小学校・中学校・高校でざっと合わせて35,000校。1校に一人だと数えれば、35,000人。そんなには読まれないか…。まずは10%くらい、3500人くらいを目指すのがいいんですかね…。
 日本の市町村がいま1700くらいなので、市町村それぞれに2人くらい読んだ人がいる、というくらいの規模。それくらいを目指そうかな、とちょっと目標を立てて、また新年度、がんばっていこうと思います。

(為田)

授業で使えるかも?: たほいや×日本国語大辞典

使えるかも? 教育ICT利用の目的 目的-1. 興味喚起 目的-6. 教材拡充 イベント

 広辞苑を使った超傑作ゲーム「たほいや」のイベントまとめを見て、ああ、こうして言葉を広げていくのはとてもおもしろそうだなあ、と思いました。詳しくは、イベントをトゥギャった様子をどうぞ。
togetter.com

 「そんな言葉あるの…?」というのがあったので、1月に購入した「精選版 日本国語大辞典」で調べてみます。出題されている、おたばこぼん、を調べてみる。おおお…ちゃんと載ってる~。すごいです。本当に、言葉っておもしろいなあ。知らない言葉にこうしてエンターテイメントで出会えるのって、楽しい。
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 小学生の辞書を調べたりする習慣づけとかに、たほいやってやったら楽しいだろうか。ちょっと難しいかな。もう少し語彙が増えてからの方がいいか。高校生とか大学生でやるほうがおもしろいかもしれないですね。

▼参考エントリー
blog.ict-in-education.jp

精選版 日本国語大辞典

精選版 日本国語大辞典

  • 物書堂
  • 辞書/辞典/その他
  • ¥7,800

(為田)

授業で使えるかも?:ニュースサイトを使って、現在的な素材を教材として使う

使えるかも? 教育ICT利用の目的 目的-1. 興味喚起 目的-6. 教材拡充

 インターネット上にあるさまざまなサイトを教材として使うことで、授業で学ぶ内容の補足的説明をしたり、実例としたりすることができるのではないかと思っています。

 「人種差別」についての知識は学校で学ぶことはもちろんありますが、ネット上にあるコンテンツを使うことで、より実感を持って学ぶことができるかもしれません。トランプ大統領が誕生したアメリカでは、ほんの50年ほど前にはまだまだ人種差別が横行していました。その当時の写真などを見ると、テレビや映画などで見るアメリカのイメージとはだいぶ違う、また違った見方を児童生徒に与えることができるかもしれません。

 BuzzFeedのコンテンツを紹介します。タイトルは、「日本の教科書では語られない 人種差別のおそろしい真実」。
www.buzzfeed.com

 ちなみに英語版では、「29 Disturbing Pictures Of American Life Under Jim Crow」。タイトルも違えば、トップにある写真も違います。掲載されている写真の順番も違います。アメリカ版の方が、「Jim Crow lawsとは何か?」というところから説明をしています。こうした文章の違いを読み比べるということをすれば、メディアリテラシーの授業としてもおもしろいかもしれません。
www.buzzfeed.com

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(為田)

教材として使えるかも?:第65回全国小・中学校作文コンクール作品集(無料・電子書籍版)

教育ICT利用の目的 目的-6. 教材拡充 使えるかも?

 リセマムで、全国小・中学校作文コンクール作品集、電子書籍で無料配信 | リセマムという記事を読みました。電子書籍販売サイト「eBookJapan」を運営するイーブックイニシアティブジャパンが、「第66回全国小・中学校作文コンクール」の作品集全7冊を電子書籍で無料配信しているそうです。

 eBookJapanのサイトにアクセスしてみると、第65回全国小・中学校作文コンクールの、受賞者と入賞者の作品を収録した「作文に優秀作品集」のほか、都道府県別にも作品集を発行しています(「北海道・東北版」「関東版」「中部版」「近畿版」「中国・四国版」「九州・沖縄版」の6種類)。
 紙書籍だと、1冊1200円~2000円しますが、電子書籍だと無料です。無料であれば、購入する障壁が低くなるのではないかと思います。デジタルであればこそ、児童生徒にたくさんの受賞作品を読んでもらうことも可能になるかもしれません。こうした試みは非常に意義があるのではないかと思いました。
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 作文を書く単元で児童生徒に示すことができるサンプルとして、いつでも見せられるようにしておくということもできるかと思います。また、学級文庫的にみんなに読めるようにしておく、ということもできるかもしれないと思いました。
www.ebookjapan.jp

(為田)

トゥギャりました: JAET「教育の情報化」実践セミナー 2017 in 仙台 (2017年3月19日)

講演・研修 イベント 取材 教育ICT 文部科学省

 2017年3月19日に開催された、JAET「教育の情報化」実践セミナー 2017 in 仙台に参加しました。全体テーマは「次期学習指導要領を先取り!ICT活用&情報教育のこれからを探る」でした。
 今回、会場となっていたNTTドコモ東北支社様に、電源とWiFiを貸していただいたおかげで、こうしてTwitterにて様子をまとめることができました。
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 プログラムは、以下のとおりです。小学校、中学校、高校と各校種での実践報告が、「ICT活用」と「情報教育」のそれぞれにおいてされていること、また講演者、アドバイザーの先生方のメンバーの豪華さもあり、ぜひとも仙台に来られなかった方にも、内容を知っていただきたいと思い、まとめました。

  1. 講演 堀田龍也先生(東北大学大学院情報科学研究科教授)
    • 「次期学習指導要領に向けた教育の情報化の役割」
  2. ICT活用のこれからを探る
  3. 企業展示セッション
  4. 情報教育のこれからを探る

 当日、会場から聞いた内容をTwitterハッシュタグ「#0319JAET仙台」で発信していました。その内容をもとにプログラムにそって、3部に分けてまとめました。Togetterにて一部順番を変えるなど手直しをしています。

Part1(開会~講演「次期学習指導要領に向けた教育の情報化の役割」)

 Part1は、開会から東北大学大学院情報科学研究科教授 堀田龍也先生の講演「次期学習指導要領に向けた教育の情報化の役割」までをまとめました。堀田先生の講演は、そもそも「学習指導要領の上位に教育基本法という法があり、そこで規定されていることも知らずに“学校を変えなければ”というのはだめ」と、本当に基本から話をしていただいたおかげで、今回のセミナー全体の基盤となる知識を共有できたように思います。
 個人的にも、法令についてはほとんど読んだことがなく、資料などで出てくる部分をつまみ食いしているだけであったことに気づき、大変勉強になりました。
 そうした基礎の部分からスタートして、いかにICTを学校に入れていくべきか、という議論に進んでいきます。
togetter.com

Part2(実践報告「ICT活用のこれからを探る」~企業展示セッション)

 Part2は、実践報告「ICT活用のこれからを探る」のなかでの、富谷市立明石台小学校、大和町立鶴巣小学校、東北学院中学校・高等学校、仙台城南高等学校の実践報告です。また、アドバイザーである信州大学学術研究員教育学系教授 東原義訓 先生のコメントも。また、その後の企業展示セッションについても収録しています。
 小学校、中学校、高校のそれぞれにおいて、ICTの活用実践報告があり、発達過程においてどのような使い方が望ましいのかなどを考えるきっかけとなりました。

 個人的には、仙台城南高等学校の千葉先生による実践報告が非常に興味深かったです。仙台城南高校では、一人1台のタブレットiPad、生徒購入)、WiFi全館設置、スタディサプリ利用、校内サーバー設置、という環境だそうです。特におもしろいのは、生徒と教員が共有し、自由に使える校内サーバーです。自由に使えるようになっていることで、「資料、サーバーに置いておくから、とっておいて」「資料、入れておくから見ておいて」というような感じで使っているそうです。ときどきファイルが消えたりしても、「あ、僕もっているんで、入れておきます」ということもあるそうです。
 こうした使い方、今の仕事で使っている共有サーバーと非常に近いな、と感じました。こうした使い方をさせている学校に、とてもポリシーというか腹をくくっている様子を感じました。
togetter.com

Part3(実践報告「情報教育のこれからを探る」~懇親会)

 Part3は、実践報告「情報教育のこれからを探る」のなかでの、仙台市立片平丁小学校、宮城教育大学附属中学校、宮城県多賀城高等学校の実践報告です。
 アドバイザーである東北学院大学教養学部准教授 稲垣忠 先生のコメントは、時間がなかったこともあり、最後のスライドに大変な情報量で、「メモしきれませんでした…」と稲垣先生に泣きついたら、翌日に補足で追記してくださいましたので、それも追加しました。
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 また、懇親会の様子も少しだけ入れています。今回、懇親会のときにも企業展示を残しておいていただいたおかげで、たっぷりと時間をかけてブースを見ることができた、という方も多かったのではないでしょうか。
togetter.com

おわりに

 以上、多くの先生方に本セミナーの内容を知っていただけるよう、Twitterの内容まとめをお送りしました。発信内容については、為田による聞き書きであり、講演者・発表者の意図とは違う部分もあるかもしれません。そうした部分がありましたら、ぜひコメント欄やFacebookなどで為田までコンタクトをいただければと思います。

 たくさんの先生方に多くのことを教えていただけたセミナーでした。また、新しいご縁もたくさんいただきました。本当にありがとうございました。
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(為田)