教育ICTリサーチ ブログ

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やってみた:会社のFAX回線を廃止します

 2024年4月19日をもって、弊社フューチャーインスティテュートのオフィスのFAX回線を廃止することにしました。
 そもそも、ここ数年、こちらからFAXを送ることがほとんどありませんでした。数年前は、学校での授業研究会の参加申込票をFAXしなければいけないこともあったので使うこともたまにありましたが、GIGAスクール構想を経てそういった申込もデジタルでできるようになりました。
 受け取るFAXについても、ここ数年にわたって、「大型バス買い取ります」とか、「補助金もらうお手伝いします」などのFAX DMが届くくらいしか稼働していませんでした。

 数年間にわたって、有意義な情報のやりとりのメディアとしてまったく機能していないのに、ずっと電話回線に料金を支払い続けているのも意味がないと思い、FAX回線を廃止することにしました。
 FAXでしかやり取りできない方とお仕事をご一緒することはないと思いますので、特に不都合はないかと思っていますが、何かありましたらご連絡いただければと思います(FAX以外の方法で)。

 実は、「数年間にわたって、有意義な情報のやりとりのメディアとしてまったく機能していない」という観点で回線を廃止するのであれば、まったく同じロジックで、オフィスの電話回線も廃止してもいいのでは?とまで考えましたが、こちらはまだ少し、社会的な信用面もあるかな、と思ったので一応残しておきます。
 ただ、電話でしかやり取りしない方とお仕事をご一緒することもたぶんないと思います(固定電話はもちろん、携帯電話も含めてです)。最初のご挨拶は電話でも、以後は基本的に「メールでお願いします」とお伝えしています。メールでいただく方が、要点がまとまっていることが多いですし、そのまま記録も残り、検索もできるようになるからです。電話でお話していただいた内容も、手書きでメモをとって、それをデジタルに入力して検索できるようにしているので、最初からデジタルでいただく方が助かります。
 意見のやりとりをしながら一緒に何かを決定したりするようなときは、リアルタイムでコミュニケーションをとった方が速いので、ZoomやMeetなどを活用しています。

 それでもう何年も問題ないので、これからもこの方向性だと思います。こうした弊社のコミュニケーションのポリシーに同意していただいてやりとりをしていただいている皆様、本当にありがとうございます。

 そういうわけで、FAX回線はなくなります。また、オフィスにほとんどいないので電話もほとんど意味もありません、そんな会社ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(為田)