教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

教材に使えるかも?: ピザハットのチラシの英語がおかしい

ピザハットのチラシの誤訳問題

 ピザハットのチラシの英語がおかしい、という指摘がTogetterにまとまっていました。
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 ああ、なるほど。間違えそう…。とか思って読み進めます。(よく、何重にもあっただろうチェックをすり抜けたな…という指摘は置いておきつつ)
 すると、「犯人は…」という展開に。

 おもしろいなあ、と思って、実際にGoogle翻訳でやってみました。ほんとだ…。「お腹空いてませんか?」→「Do not you hungry?」と翻訳される。
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 「そんな時はピザハット」の方も翻訳してみると、「At that time the Pizza Hut」と出ます。
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 「そんな時はピザハット!」と「!」を入れると、翻訳は変わって、「That's when the Pizza Hut!」に変わります。なるほど~。
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こうした問題を、教材にできないか?

 以前、先生方向けに「ICTを使って英語を教える方法」を教える研修プログラムを設計したことがあります。そのときに、この翻訳サイトの誤訳を教材として、「本来、どう訳すべきか?」「どうしてこんな訳し間違いが起きてしまったか?」というのを考える、というアクティビティを紹介していたことがあります。
 翻訳サイトの精度はどんどん上がってきていると思うし、これからも上がってくるとは思うのですが、とはいえ、それにすべてを任せる、というよりは、「あれ?おかしくない?」と思えるくらいの英語力はやはり必要かな、と思います。

 J-POPの歌詞の中に登場する不思議な英語や、Tシャツに書かれている不思議な英語などを元にして、「わざと」翻訳サイトに変な訳し方をしてもらって、そこから英文法の解説に入る、というような教え方もありかもしれないな、と思いました。英文法そのものに興味がなくとも、「この英語のおかしいところを探してみよう!」というところから興味喚起ができないかな、と思い、その格好の教材になりそう…とピザハットのチラシの英語を見て思いました。

 英語の先生方、いかがでしょうか?

(為田)