教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

授業で使えるかも?:白黒画像をカラー画像に自動変換できる研究

 ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付けができるサイト「Automatic Image Colorization・白黒画像の自動色付け」を紹介します。そのまま、白黒画像をカラー画像に自動変換する研究です。自分が持っている白黒写真を、自分でアップロードしてカラー写真にしてもらえます。
f:id:ict_in_education:20161113182048p:plain

 Twitterで見ている限り、「すごい!」という声が多いです。うーん、ディープネットワークすごいです。




本研究では,ディープネットワークを用いて白黒画像をカラー画像に自動変換する手法を提案する.提案手法では,画像の大域特徴と局所特徴を考慮した新たな畳込みネットワークモデルを用いることで,画像全体の構造を考慮した自然な色付けを行うことができる.提案モデルにおいて,大域特徴は画像全体から抽出され,局所特徴はより小さな画像領域から計算される.これらの特徴は“結合レイヤ”によって一つに統合され,色付けネットワークに入力される.このモデル構造は入力画像のサイズが固定されず,どんなサイズの画像でも入力として用いることができる.また,モデルの学習のために既存の大規模な画像分類のデータセットを利用し,それぞれの画像の色とラベルを同時に学習に用いることで,効果的に大域特徴を学習できるようにしている.提案手法により,100年前の白黒写真など,様々な画像において自然な色付けを実現できる.色付けの結果はユーザテストによって評価し,約90%の色付け結果が自然であるという回答が得られた.


飯塚里志 — ディープネットワークを用いた大域特徴と局所特徴の学習による白黒写真の自動色付け

 ユーザテストの結果によって90%が「自然である」と答えているそうです。モノクロ写真な段階で、「古い時代のこと…」となってしまって興味を持てないということもあるかもしれないし、モノクロ写真だと想像力がついていかないということもあるかと思うので、授業で使うモノクロ写真をちょっと試しにカラーにしてみて見せる、というのはおもしろいのではないかと思いました。

www.youtube.com


(為田)