月刊私塾界11月号が発刊されました。特集は「教育サービス業界 2028」となっていて、今後の人口推計で、子どもの人口が学年別、都道府県別にどうなっているのかなどを見ることができました。さまざまな仕組みを変えていかないと対応できないと感じます。
また、9月30日に開催された、私塾界リーダーズフォーラム2019 教育ICT・入試改革のレポートも掲載されています。
僕はパネルディスカションのモデレーターを務めさせていただきました。みなさんから多くのことを学びました。この日の基調講演をされ、パネリストとして参加されていた大学入試センターの白井俊さんの最後の言葉が非常に印象的だったので、引用します。
入試センターの作問に携わっているのは超一流の研究者ばかりですが、彼らも非常に悩みながら作問をしています。民間教育産業の方々にも、斬新な発想で問題を作っていただけると、高校の授業も変わってくるだろうし、何よりも、センター試験対策とか受験対策ということ以上に、日本全体の知的水準の向上に繋がるかなと思っています。
指導要領がねらっている知識・技能だけでなく、思考力や表現力をどう問うのかは、国としての課題であり、教育に関わるプレイヤーがそれぞれの強みを持ち寄って、何ができるのかということを考えていくべきだと感じました。
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いつもどおり、連載ページもあります。でも、今月はここよりも、ぜひ私塾界リーダーズフォーラムのレポートをお読みください。
(為田)