少し前に、「わり算のあまり電卓」を紹介しましたが、まったく同じように、いま開発に携わっているプロジェクトでメンバーから教えてもらった、「分数電卓」を紹介します。問題コンテンツを作る時に、検算が大変なのですが、これがあるとだいぶ負担が軽減されます。
分数の形式になっているテキストボックスがあるので、そこに半角数字を入力していきます。真分数と仮分数だけでなく、帯分数も大丈夫です。計算も、四則演算すべて大丈夫です。
計算結果も帯分数になる場合は、仮分数と小数でも表示してくれます。
先日のわり算のあまり電卓を紹介したときとまったく同じことを書きますが…。
思うところはたくさんあります。「このページを児童が知ったら、宿題とかでズルをするかな?」と思わないでもありません。でも逆に、家に帰って答え合わせを自分でできるようになるかもしれません。どう使うか、という以外にはないのかな、と。
実際、宿題ではこの分数電卓を使っているから正解ばかり、教室でのテストの点数はイマイチ…という児童がいれば、先生は「あれ?」と思いますよね。教室で机間指導しながら、どう解いているかを見て、どれくらいわかっているかを見て…というふうな見取りを、先生方はしていると思うのです。
授業でそのまま使えるかどうかはわかりませんが、こうしたことができるサイトもあるのだ、というご紹介でした。もしかすると、教材研究の効率化、というのもあるかもしれませんね。
(為田)