堀田龍也先生の編著による、『新学習指導要領時代の間違えないICT』を読みました。
全体が5つのパートに分かれています。ここで書かれていることは、本当に教育委員会の研修や校内研修で講師をするときにも、言っておかなければならないことばかりです。
- 間違えないICT導入
- 間違えない授業ICT
- 間違えないプログラミング教育
- 間違えない情報モラル教育
- 間違えない校務ICT
授業のなかでどのようにICTを使うかに興味がある僕は、特に「間違えない授業ICT」のところに興味を惹かれました。
読んでみての感想としては、授業の中で実際にどんなふうにICTを使えるのか、と事例を探している先生よりは、管理職の方が読まれる方が、全体的な理解ができていいかな、と個人的には思いました。
管理職の方が、整備を進めたり、校内でのICTの活用を推進したりするためには、学習指導要領の中での情報活用能力の話など、詳細を知っている方がよいと思うので、そうした資料が一覧できるという意味で、非常に役立つのではないかと思います。
書店ではすでに品薄かもしれません。が、Kindleでもでています。Kindleであれば、指導要領の文言にハイライトをしておいて、それを検索かけたりもできますので、便利だと思います。管理職の先生方が、これを機会に、スマホやタブレットにKindleをインストールして読んでみたらいいと思います。
(為田)