先日、小学校の社会科の授業を見学していて、関東地方の水についての単元をやっていました。利根川がどんな地域を流れてくるのか、というのを教材であるプリントを見ながら調べていく、という活動があったのですが、「これをGoogle Earthを使ってやるとおもしろそうだ」と思いついたので、実際に利根川流域を見てみることにしました。
利根川をまずは探します。Google Earthを起動して、河口はどのあたりなのかと見てみると、銚子市の方なのがわかります。
Google Earth上に表示されている「利根川」の文字を追いかけながら、地図をスクロールして見ていくと、千葉→東京→埼玉…と流れていき、群馬県の水上の方まで行きます。
Google Earthを3D表示にしておくと、高低差もわかりやすいので、関東平野を実感しながら、利根川をさかのぼっていくという体験を擬似的にできると思います。
山間の方まで利根川はさかのぼっていくことができます。こうしてGoogle Earthを使ってみることで、流域の様子を紙の地図と見比べながら学ぶことができるといいと思っています。
さらにGoogle Earthをズームアウトして見てみると、利根川はどちらかというと日本海側に近いようなところから流れてきていることもわかります。日本の国土を多角的に見て、興味関心を持ってもらうのに、Google Earthで一度一緒に利根川の流域を見てみるだけでも、充分に効果があるのではないかと思います。
もちろん、iPadにアプリをインストールして活用することもできます。
(為田)