2019年9月12日に武蔵野大学中学校を訪問し、中学1年生の数学の授業でatama+(アタマプラス)を活用している様子を見学させていただきました。その後で、入試広報部の野澤清秀 先生に学校を案内していただきました。
経済産業省「未来の教室」実証事業として、Z会グループによる、atama+を活用した学びの個別最適化を進めている武蔵野大学中学校ですが、必要な知識・技能を習得するところを最適化したうえで、そのうえにさまざまな経験を生徒たちにしてもらえるように、たくさんのプロジェクトや環境を用意しています。
野澤先生に案内してもらって、すごい!と思ったのは、図書館でした。カラフルなビーズクッションがたくさんあり、人工芝が敷いてあります。壁は全面ホワイトボードになっています。グループでさまざまな活動ができるようになっています。
この図書館のように生徒たちがリラックスして知的生産ができる環境を用意するのは、学校の大きな役割のひとつだと思います。また、さまざまな学年が、さまざまな用途でここを使うことで、先輩たちの姿に憧れる後輩も出てくるだろうし、異学年での交流も出てくるだろうし、こうした部分こそが、学校という場に一緒にいるからこそ生まれる効果なのではないかと思います。
atama+のようなデジタルだけでなく、図書館のような場も合わせて用意をしている武蔵野大学中学校の変化に注目していきたいと思います。
日野田校長先生、野澤先生、見学の機会をいただきましてありがとうございました。
(為田)