松岡亮二 先生 編著の『教育論の新常識 格差・学力・政策・未来』を読みました。全体は4部構成になっていて、挙げられているテーマは「格差:教育格差」「学力:「学力」と大学入試改革」「政策:教育政策は「凡庸な思いつき」でできている」「未来:少しでも明るい未来にするために」です。
4つのテーマのなかで、20のキーワードについて書かれています。学校・教育委員会など公教育や、学校で活用されるEdTech導入などのお手伝いをすることが多いこともあり、「社会経済的地位(SES)」や「EdTech」や「全国学力テスト」のところを興味深く読みました。
- 格差:教育格差
- 学力:「学力」と大学入試改革
- 国語教育
- 英語入試改革
- 英語教育
- 共通テスト
- 大学教育
- 政策:教育政策は「凡庸な思いつき」でできている
- EdTech
- 九月入学論
- 学費
- 教員の働き方
- 教員免許更新制度改革
- 未来:少しでも明るい未来にするために
「そんなにズバッと斬らないでくれよ…」と泣きたくなるところもありましたが、これはこれで一面の事実としてあって、これをどう学校に実装していくのかというところを考えなければならないと思っているので、引き続き取り組んでいきたいと思います。
こうしたテーマについて、たくさんの人に知ってもらうことが非常に大切だと思います。
(為田)